ネタバレ・感想あり二世の息子のレビュー

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理想の愛でした…💗
ネタバレ
2024年10月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作はかなりセンシティブな話題を取り扱ってるなぁ…とタイトルからドキドキしながら読んでいました。この話題を決して消費せず、ふたりにある愛を見事に描き切っている大好きな作品です😅
最後の天珠の症状にもきっと理由があるんだろう…と悲しくなりながらもそんな彼の側を離れる選択は決してしない姿に心が満たされました。何度も読み返してます❗
バッドエンドなのかハッピーエンドなのか
2024年8月21日
作者様が、ハッピーエンドだと思っている事に一番爆笑しました。
個人的には、激重胸糞エンドでした。
嫌いじゃない。
これが愛なら宗教なんていらない。
2024年5月11日
宗教と愛と性はどれも盲目になるという共通点がありますね。このお話、適度に気味悪く、適度に含蓄があり、非常に心臓が痛くなる(ドキドキする)お話でした。ラストのキスシーンに悶え狂いそうになったのはきっと私だけではないはず…(だってこんな切ないキスシーン他にあるかい?)これが愛なら宗教なんていらないわ。
人間って
ネタバレ
2024年5月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一番怖いよな。
このコミックスには表題作の他2作が入っている。その内1つも宗教関係(笑)

決して宗教を否定している訳ではなく、大人のエゴと選択肢ガないようにされてしまった子どもへの虐 待、選べたけれどこれまでの余波(影響)の物語なのかな、と。

恐ろしいなと思った。よく性的虐 待を受けた人は大別して、3つに分かれると考えられる。痛みと苦痛を脱ぎ捨てられないが普通に恋愛し生活を送る人、性的なことに潔癖になり人との恋愛関係を断つ人、植付けられた快楽が病的に付き纏い色情に絡めとられる人。

天珠は3つ目、学人は連れ出した責任をとっているようにも…決してハピエンとは言えないんだけど、2人にとってはハピエンなんだろうな。
なかなかヘビーで人間の闇を描いているなぁ。
覚悟が必要な名作
2024年4月30日
宗教2世の主人公×宗主の息子のお話です。試し読みで1話だけ読んだ時はちょっと変わった設定の、主人公の初恋物語なんだなと思っていたので全然違って裏切られました…笑
柄トーン等が使われない全体的に黒や影で構成された重めな画面と、丁寧に描かれた2人の出会いからの関係性の変化、どこか色っぽい受けの明かされる秘密等々があまりにも魅力的で読んでるうちにぐいぐい引き込まれます…!!黒で描写された学ランやセーラー服の生徒の中で、“神の子”である受けがひとり白い学ランを着ているのも印象的です。
ラストは予想外の部分があって、感情が大きく揺さぶられましたw
個人的にはわかりやすいハピエンBL好きなので本来好みでない筈の物語なのですが、そんな人種でもハマってしまうくらい本当に素晴らしく大好きな作品です。

作者さんは番外編を同人誌で描かれていらっしゃるので、気になった方はそちらも要チェックです!
ハッピーエンドとは
ネタバレ
2024年2月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 3作品収録。表題にある宗教二世の話、既婚小説家と寺に追い出された少年の話、同じグループに所属しているアイドル2人の話。

ネタバレはあんまり見ないでみてほしいんだけど、ダメージは食らうので以下ふんわりネタバレ(当社比)読んで参考にして頂ければ。



どれも癖があるお話ばかりだけど一番奈落に突き落とされるのはやはり表題作。
天珠がソウだったのはやっぱり父からの教えが骨にまで染みちゃったんじゃないかな…てかモブ、体型が少し父親に似てんだよ…タガが外れた天珠、打ってる今気づいたけど「頑張ったんだよ」っていうのは計算しつつネコ被ってたって事かな…本当は無邪気で精神年齢が低い、教によって作られた…まさに神に骨の髄まで作られた子が天珠。だからこそ「愚かで」「愛しい子」だったんか…
最後まで見た時に「コレはハッピーエンドで良いんだよな…?解りづらいけど2人は幸せそうだし」って思ったんだけど、作者コメントに「ハッピーエンド」って書かれてたから!安心して!これハッピーエンド!!!!!

しかも残り2作品もハッピー…ハッ…ハッピー…ハッ…ピー…ハッピーエンドだ?!!!!!だと私は思ったので安心してね…でも500のダメージを喰らうのは覚悟してほしいね…でもこういった話大好き…

小説家と小説家を慕う少年の話も奈落に突き落としてくるし、アイドルの話は少しわかりにくい部分はあれど、小説家の話でボロボロになりながら腐の剣山からよじ登り、アイドルの話を見てたら突然床が開いて下に落ちちゃって天井仰いでしばらく仰いだまま動けなくなるみたいな気持ちになるけど(私の心情を比喩してるだけですので!本編ではドッキリみたいなシーン一切ないから安心して!)、私はどの作品も好きです…やはりボロボロになりながらも歩んでいく話はハッピーエンドなんですよ…好き…

ご馳走様でした…!
一番好き
2024年2月22日
コモトミ先生の作品は全て拝見していますが、今回が一番刺さりました…テーマが宗教2世ということでセンシティブな内容ですよね。
まずこのテーマを選ばれた先生がすごいと思いますし、GOサインを出した編集さんにも感謝。
ちょうど先生が連載していた当時、世間で宗教2世が犯した大きな事件がしばらく騒がれたりもして、ちょっとヒヤヒヤハラハラもしました。
こうやって一つの作品として最後まで読むことができ、感無量です。
エンディングはハッピーラブラブエンドにはならないだろうと予測していたのですが、まさかそう来たか、、という感じです。
それでも寄り添いながら2人で生きていくのでしょう。
今後の2人の幸せを祈るばかりです。
後書きにもありましたが、ハッピーなのかメリバなのかは人それぞれ感じ方が違いそうな作品です。
ぜひ一度お読みください。
早く読んで!!!!!
2024年2月22日
ちょっとこのラストは流石ですね、流れましたよ石が!!!流石です。4話でよくこんなにまとまったな、、、物足りなさもない、、、おすすめです!
良かった
2024年10月23日
表題作がすっごくいいんですが他の2つのお話も胸糞悪くて良かったです。掲載している作品3つとも別の人と行為してるので注意が必要かも。
ハッピーエンド
ネタバレ
2024年8月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ メインカプは致しておらず、モブとの行為があります。
病気に近いセッ◯ス中毒について調べていた時期があるので、オチの纏め方はとても素敵でした。宗教二世モノは2冊目ですが、こちらの方が大好きです。偶像とは何か、について最後に出てきますが、結局人は自分の見たい姿を相手に求めているもので、そこに齟齬が生まれた時に相手を受け入れることが出来るか、の答えに近いキスエンドは間違いなくハッピーエンドです。ここで相手に萎えたり冷めたりしてたらバッドエンドでしょうが…。
確かに賛否両論分かれそうですが、私は体や心ではなく人の本質で愛し合うお話が大好きなので満足でした。
短編の方も面白かったです。
3作とも後味良し!!
2024年8月16日
はじめましての作者さんだったので作風が分からずどっちに転ぶんだろう?と読み進めました。学人が天珠に対して恋心と信仰心をごっちゃにするのか、エロとグロを描くのか、と思いきや割とハッピーエンドに向かう…?いや、今車降りた女性がコンビニ行かずに村の人連れて来るな!とかどんな結末でも許容できそうなお話だったので。世界中の恐ろしいカルトのドキュメンタリー見漁ってるからエグいの考えすぎてて、結果的にはめちゃくちゃハッピーエンドじゃんて感じです。天珠については予測できた部分だったのでちょっとパンチのある落としどころとしてはコレくらいはしょうがないかなと思いました。それよりもお寺さんの話のほうがガーン!となりました。お笑いのズッコケ的な意味で。
スタンドバイミーは同じアイドルグループのメンバーとしてはベストなお話なのでは??
絵が綺麗なのでちょっと異様な雰囲気を上手く作ってて良かったです。
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すごく面白かったけど……
2024年6月28日
めちゃくちゃ面白くて、意外とハッピーエンドだし、もともと色狂いだったったいうオチも最高に良かったけど……2人の初めて♡が無いなんてもどかし過ぎる。と思ったら3作ともそんな感じでした。モブとプレイしてるのを見て楽しむ的な趣向の1冊なのでしょうか。うわー!!ヤバい!!!
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絵もストーリーも独特
ネタバレ
2024年6月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ いろいろなBLを読みたいので宗教がテーマのこの本を購入し、積読しているうちに評価が低くなってて、あ、ヤバい、最悪の終わり方じゃなかろうか?と恐る恐る読みました。表題作は4話分と描き下ろし、あとお寺とアイドルのお話が1話ずつありました。
感想はあまり気持ちのよい終わり方ではないですが、まあギリギリ許容できたかなと、3つともモブとの絡みがあります。
宗教って人を救いもするし、縛りもする、なかなか一概に言えないテーマですね。珍しいものを読ませていただいたなと思いました。愛って多様ですね。アイドルのお話は先が気になりました。あ~、でも期待どおりにしてもらえなさそう。まだこちらしか読んでいないので、他の作品も読みたくなりました。 星3.8くらい。
2024年2月 総257p 修正は白抜き、真っ白
安易な気持ちで読むの禁止
2024年6月18日
タイトル見てどんな?と思って手を出したら…すごい世界だった。実際はどうなのかわからないけど、こういう世界ってありそう…。独特な世界。
それは歪みなのかそうじゃないのか分からないけど神の子ではなくなった後の世界のオチ?にちょっとがっかり…で☆マイナスです。
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これは賛否割れる...
ネタバレ
2024年5月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 途中まで良かったのに後半そうきたかーってなりました。この終わりは作者様も書き下ろしで書いてたように賛否分かれますね笑 ここまで至った経緯を知りたいような知りたくないような... ラストの生活に行き着くまでの話で心がズタボロになりそうで怖い。あの狭い環境の中で限られた時間しか会えなかった中での逃避行、お互い一目惚れで今思うとお互い救いはしたけど、その他の会話らしい会話あんまりしてないから理想の偶像出来上がってしまうのも仕方ない。にしても学人はそれで納得しているのか、無表情だから分かんない〜てか学人だけじゃダメなのかよー 続編あるなら怖いけど見たいです。表題作の他にも2作あったので切り替えができて良かったです。でも他2作も癖強かった笑 私は楽しめましたが人によってはスッキリしないんじゃないかしら。全体的に一棒一穴信者が読んだらトラウマになるんじゃないだろうか笑
独特の空気
2024年3月13日
著作全て持ってますが今回も独特の空気は健在で痺れました。
話として面白いかとBLとして萌えるかは全然別でありかつどっちをもいまいち満たしていなくてもなんか惹かれてしまう不思議な作家さんです…
次作も買います…
ラストまでびっくりさせられるお話だった
ネタバレ
2024年3月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白かった。宗教二世の攻めが宗教コミューンであるヤバい村に引越し、教祖の息子に気に入られてしまう話。信者じゃない攻めには異質すぎる環境で、崇められている受けもヤバい人なのかと思えば…信者ではない攻めの前では普通の高校生の姿を見せる受け。その特別感や優越感に攻めは嵌ってしまう。あまりにも酷な環境に、二世の子供達が救われて欲しいと読み進めてラストにびっくり。誰しも他者の一部しか知らず、そこから勝手に偶像化したり自分の中の理想や偏見に当てはめて見てしまうことがあるよね。攻めは受けの知らなかった面を知っても初志貫徹で受けの側にいるのが良かった。個人的には受けのその性質も後天的なものだろうから悲しい気持ちがある。子供は健やかに育って欲しい。その他二篇の短編。アイドルの話が好きだった。
一度読んだら読む前の自分に戻れない作品
ネタバレ
2024年3月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ あの事件によって可視化され、注目を集めた宗教二世の存在。
非常にデリケートな問題をBL作品として切り取り、登場人物の複雑な内面と非日常の世界における出会いを描いた稀有な作品で、強烈な印象を残す作品だ。
主人公は、宗教二世として育ちながら信仰とは距離を保ち、厭世的な雰囲気を背負った高校生の学人(まなと)。信仰に染まり切っていない彼の目線で描かれるため、共感しやすく、親が信仰した新興宗教のために信者が集まる山奥の学校に引っ越し、その戸惑いを追体験する感覚が面白い。
そこで彼が出会う教祖の「お子」である天珠(てんじゅ)の美しさが際立っていて、宗教がかっているかと思えば、学人にだけ見せる素の表情が妖艶かつ魅力的!

しかし、その閉ざされた空間で学人が回想する一般社会と自分を育む親との乖離に、引き裂かれる思いをしてきた彼の心理描写がなんとも胸苦しい。
学校行事、治療行為への教義の介入。子ども心におかしいと思っても、自分が頼らざるを得ない親へ疑問を口にすれば、信仰が足りないと責められ、良い成績を取ったら教祖のお陰と喜ぶ親。そんな風に、我が子すら信仰に対する忠誠心を競う道具として見て、自分自身を見ない親と接するうちに、一般社会に居場所がなくなり、かといって自分の家ですら安息できる場所ではないという彼の生きづらさが、ひしひしと胸に迫る。
自分が信仰したわけではない宗教の教義に従えば楽に生きられるかもしれないが、それで自分自身の人生を生きているといえるのか。そんな、宗教二世が抱える心の葛藤を少ないコマ数で凝縮して描く描写は見事。
そんな葛藤を抱える彼が、お子である天珠に、自分と会いたいと言われて流した涙には、初めて自分自身を見てくれる存在に出会えたとまどいと喜びが表現されていて、宗教二世の生きづらさとその救いをBLで与えた作者の感性の鋭さに心から嘆息したのです✨

その後怒涛の展開の後のラストは、自分には衝撃的…ここは評価の分かれるところで…。私には、精神的平衡を保っていた彼が罰として施された行為はトラウマを引き起こす類のもののはずで、傷ついた人の行く末があの姿となるとは思えず、それまでの心理描写の濃密さから一転して、エッジの効かせ方重視になってしまった印象が。それで☆を減らしたものの、独特の禁忌感にBLらしさを感じる、一度読んだら忘れられない作品でした
萌というよりは都市伝説系YouTube見る感覚
ネタバレ
2024年5月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 時事ネタを盛り込んでいて読んでいる人のトラウマに刺さるとかありそう
アイドルの話は2023年くらいに大問題になったからこうやって消費していいのかよく分からない気持ちになる
でも萌えとして読まずなんか興味深くて読んじゃうって作品
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後味はあまり良くない
ネタバレ
2024年8月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1作目の宗教村の神の子と宗教二世の子の話は、希望ある終わりになると思っていたので最後驚きました。これは幸せなんですかね?主人公は村を出てからどう折り合いをつけて行ったのか気になりました。2作目は寺の援助をしている先生(既婚者)と修行僧?の子の話でした。個人的にこの話がきつかったです。1作目はまだ理解者や助けてくれる人がいるのですが、2作目は主人公が常に大人のエゴに振り回されていて可哀想すぎでした…何も知らない先生の奥さんも可哀想です。3作目のアイドルの先輩後輩の話は前の2作品に比べるとお互いの矢印が向き合っているので良い終わり方のように感じました。
3作品共通してモブとの絡みはある代わり主役同士の絡みはほぼなかったです。ストーリー自体は良かったのですが、子ども(中高生ぐらい)への性的、精神的◯待があるのが読んでいて特にきつかったです。私は苦手な部類でしたが、この作者さんにしか描けない漫画が詰まっていると思います。
初読み
2024年8月16日
作家さんでしたが著作がだいたいこんな感じなのなっていうのを後で知りました。病んでる系が好きな人には良いのではないかと思います。モブとか嫌いな人はやめといた方がいいですね。宗教二世という設定は面白く他の書店ではジャンルがヒューマンドラマだったし、その他の2作品も業界の闇として描けば社会派なんだけど、子供が大人の食い物にされてるのを問題提起しているわけではなくそういうのを見て喜ぶ人のためのエンターテイメントとして描かれているのが胸くそ。あとこの作品のタグ、#スッキリするってどこが?しかもタグその一個だけ。どこがスッキリなんだろ真逆だけど?タグで選んだことなんかないけどあまりにも合ってなくてびっくりしちゃった。
カルト集団の村
2024年7月23日
あの最後は絶対に必要なかったと断言します。若き自分の恋心が作り出したのが偶像だと見せるのは別の方法でも良かったのでは?
一穴一棒主義は読むな
ネタバレ
2024年3月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルが全てです。
モブ攻めやNTRなどが好きなのであれば大丈夫だと思います。
私には合わなかったな、という感想です。
設定などは好きだったので、性癖が合わず残念…!
う~ん
2024年6月9日
山の奥の田舎の聖地と言われる場所があり、そこの学校に転校したら、同級生に神の子のように美しい宗主の息子がいた。なんだかすごい設定で一気に怪しい雰囲気に引きずり込まれます。こういう作品が好きな人にはいいかも。
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帯に騙された
ネタバレ
2024年5月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 帯の表記的にメガネくん受けかと思って読んでたら教祖息子受けだったのでガッカリ
というか表紙の2人はキス止まりで致さず、教祖(父)×息子、モブ×息子の息子が色情狂でした
私は近親、モブ攻め、メリバ好きな方ですが、結構気持ち悪い書かれ方してて受け付けなかったのでこれから読まれる方は注意した方がいいと思います
終盤が胸糞メリーバッドエンドって感じだったのでもう読み返すことは無いでしょう
終盤手前まではすごい好みの作品だっただけに残念でした
序盤のうちから終盤の展開が匂わせられてればまた違ったのかな?全くそういう雰囲気が無かっただけに吐き気が凄かったです
ご都合主義嫌いな方は好きなのかなーと思います
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