ヒーロー役の皇帝陛下は、事情があって本当は愛している主人公を遠ざけていた設定ですが・・・
ヤル事やって一晩で勝手に離婚して、主人公が皇后から受け取るはずだった遺産も放棄させて、主人公の家族への年金も止めさせて、出て行った主人公の事は犯罪者の様に扱って、「いやでも実は好きでした」なんてムシが良すぎませんかね。
皇帝は99話あたりでやっと「君を愛してる。話をしたい」などと言い出しますが、それまでは主人公のエステルが孤軍奮闘で、本来ならしなくても良い苦労までさせられて読んでいて結構しんどいです。あと、公爵家とは言え、エステルの父親に皇帝がここまで手出し出来ないのも一貫して違和感を感じます。
とは言え、主人公は思慮深く行動力も思いやりもあって、応援したくなるタイプの主人公です。まだ完結してませんが、主人公がひたすら報われて幸せになってくれる事を願って星4で評価します。