以前島でご紹介にあずかりました。
リセット、リブートで初めていちかわ壱先生に触れ、とてもよかったので、ずっと気になっていたこちら着手いたしました。
BLを読み始めて1年ちょっと。オメガバースもようやく理解したところだというのに今度はガイドバースですと?BLって色んな世界ありますねえ。
超能力者という非合理的なものに限らず、名家の落ちこぼれという設定の話はたくさん見てきたけど、得てしてその者は家族に疎まれ、その結果自己肯定感低く卑屈で…というものばかりだったので、家族の愛をたっぷり受けて育った尊のようなキャラは新鮮でした。やはり愛されて育った子ってメンタル凄く強い。周りの陰口なんて何のその。あと小さい頃から拉致られたり、、ってそんな恐ろしいの慣れちゃダメなんだけど確かにそういう面でも鍛えられてはいる(笑)でもそんな時必ず助けてくれる男、それが護衛の暁臣。尊だけを見つめ片時も離れず(にしては拐われてるけど笑)尊に対する彼の溺愛っぷりは規格外。斜め上いくのが、主従関係だというのに「お前」とか呼ぶんですよ。こんなん彼氏ちゃうの♡
リセットリブートの時も思いましたが、すごくゆっくりと丁寧に描いてくださる作家様ですよね。この1巻も長いプロローグを読んだ気分です。まさにこれから本格的に物語が始まるって感じ。かなり壮大な世界が待ち受けている気がするので、暑苦しいレビューは次巻以降にします(笑)