ネタバレ・感想あり迷エル黒羊【単行本版】【シーモア限定特典付き】のレビュー

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画力の暴力になぶり殺される
ネタバレ
2025年4月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作家さん。
まず絵がかっこいいし美しい。
堕天使、夢、夜といったモチーフと衣装や外套がめっちゃくちゃかっこよいです。
ゼブの快楽の快楽に耽ってたら堕天したのも納得の美しさ!
崩壊しかけてアレンの腕が欠損するシーンや
腕を再生させるシーンが大変耽美で、ところかしこに作者さんのこだわりを感じます。
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絵に圧倒され、話に引き込まれ
2025年4月11日
19世紀の英国、スコットランドヤードのアランと、元天使ゼブの話。椛嶋リラコさん初めてで、絵の美しさに惹かれて買ってみたら、全編眼福な上に話もハラハラで引き込まれ、しかも290頁と大満足でした!スコットランドヤードの制服カッコいいし、街並みは美しいし、ゼブがまた色っぽくてセクシーで…美を堪能。多分全然違うんだけど、萩尾望都のポーの一族を思い出したりしました。BLには珍しくグロい描写があって、怖くて目を背けたくなったけど、ゾワゾワする恐怖が重厚さを産んでいるようにも感じられ。美しさと残酷さと、そして秘めた恋と。面白かったなー。秘められた三角関係、胸熱。
堕天使
ネタバレ
2025年3月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 毎夜のいん夢に悩まされ疲れ果てているアラン。19世紀のスコットランドヤードを背景にしているがほぼ堕天使との関係メインのストーリー。糧として選ばれ密かに愛する相手の姿で現れる堕天使に翻弄されながらも自身の危機には助けられ堕ちていく様子が描かれている。本名を明かしたゼブがお前と呼ばれ「お前じゃないゼブだ」と主張したところがツボ。親しい同僚アランが突然居なくなってコーディが悲しんでいるのではないかと心残りもありながら。全290ページという長編で美しい絵をたっぷり堪能しながら楽しめた。
美!!!!
ネタバレ
2025年3月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ とても美しかったです!
物語全体に漂う夜の気配と耽美さ…
悪魔ゼフは贄に選んだアランの想い人に擬態して夢の中でアランを抱いていたのですが、だんだんアランを心から欲しくなり本当の名前と姿を晒します。
そこからがさらに良くなっていくので、楽しみに読んで下さい!
ゼフは本当の姿の方が私の好みなので、テンション上がりました。
アランも人の心を持ちながらも、だんだん体は悪魔となっていくのでその葛藤も見事です。
洋画を見ているよう
2025年3月21日
とても絵がキレイで舞台も外国なので洋画を観ているような気分になりました。堕天使のゼブと巡査のアラン。とても良かったです。
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妖艶
2025年3月21日
ゴシックホラー的な感じが好きです。
しかもイギリス・ロンドンが舞台。
そして、悪魔!
好きの塊でしかなかったです!
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美しい
ネタバレ
2024年11月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みで綺麗な絵に惚れて購入しましたが、後半に行くにつれてその美しさに磨きがかかり溜息出ちゃう。
内容としては切ないのですが多分ハピエンです。
元天使の悪魔ジェリー(ゼブ)が糧に選んだアランには想い人がいます。その想い人に成りすまして毎夜アランを夢の中で抱いていたジェリー。
この段階ではジェリーの真の姿は分からないのですが、終盤で明らかになった素の悪魔の姿のお美しいこと!!黒髪まつ毛バッサバサで唇の艶やかさは色気増し増し…断然こっちの方が好きです。
想い人の姿に惑わされつけ込まれ拒めなかったアランが、初めてゼブ(ジェリー)と向き合った時のホッとした感じの描写も良かった。
人が何人もお亡くなりになるので苦手な方はご注意を。個人的には血塗られたアランや真紅に染まりながら微笑むゼブも耽美で美しいなと思ってしまったけど…。
最終的に人間界から姿を消したアラン。悪魔の姿は一層神秘的で美しいです。
絵画のような美しさです
2024年11月18日
試し読みで絵の美しさに驚かされ、
買ってみたらページ数にも驚かされ、
なんとストーリーも素晴らしかったです(><)
最後まで全力で描ききった作者様に脱帽です。
他の作品も読みたいです。
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めちゃくちゃいい
2024年10月18日
世界観がすごいしそれを表現しうる画力、表現力で目にも素晴らしかったです。堕天使が人間に対して情が芽生えていく過程がすごく美しい。まさに耽美。
続編を…私に続編をください
2024年10月7日
単話から追っていました。単行本も待ってました!
まるで壮大なオペラか!?と思わせる美しさとストーリーに1話からどハマりしました。ハピエンで綺麗に終えてはいるもののその後の2人が見たくて見たくてたまりません…!!続編を…私に続編をください…!!!!!!
ダークファンタジー好きにおすすめしたい
ネタバレ
2024年8月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 某推理小説を思わせる時代背景に惹かれ購入させていただきましたが、他の方もおっしゃる通り画力がとにかく素晴らしく、特に悪魔たち人ならざるもの特有の妖しい美しさが最高でした。なんといってもゼブが美人。キャラデザ大優勝です。

全体的にストーリーや設定、キャラクターの言葉に至るまでしっかり練られていて、アランの複雑な心情とまっすぐな性格、ゼブのアランを思いやる気持ちが読んでいて伝わってくるので中盤を読み終わる頃には一筋縄じゃ行かなそう……でもこの2人には幸せになって欲しい!と強く思わせてくれました。

やはり平和にとは行かず、最後どうなってしまうのかと何度もヒヤヒヤしましたがあのラストは個人的にはとても納得のいくハッピーエンドでした。

購入して本当に良かったです。
ゴシック浪漫
ネタバレ
2024年8月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大好きなロンドン、ゴシックな雰囲気
堕天使ゼブの献身的な愛情ゆえの堕ちていくアラン
人間であろうと抗うアランでしたがね
絵も綺麗で素敵でした。
ハピエン最高
ネタバレ
2024年8月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 良かった…!!!表紙の感じから病み系のお話かと思いますがそんなことは無いです!多少グロイ場面はありますが2人の関係自体は病む事なく結末も光の腐女子に自信持ってお勧め出来るハピエンなので、堕天使、スコットランドヤード警察…この単語にピンと来た方はぜひ読んで欲しいです!
19世紀ロンドン…元同僚に叶わぬ恋心を抱くアランは堕天使に魅入られ毎夜いん夢に悩まされる…。この想い人の姿で現れアランを翻弄する堕天使ゼブが、徐々にアランを助け、想い人の姿ではなく本来の自分として求められたいと思い始める…その心情の変化が堪らなく悶えます…!アランの葛藤や、最後の最後まで人間らしくありたいと縋るアランを厳しく問い詰めるゼブの苛烈な想いも良かった…!!!アランが堕ちる瞬間の台詞にゾクゾクしました!絵も隅々まで美しくため息ものです…。お気に入りの作品になりました。ぜひ皆さんに読んでもらいたいです!!!
読んでほしい〜!
ネタバレ
2024年8月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み応えがすごいです!
めっちゃ読んで欲しいけどグロ苦手な方はダメかな…?
先生絵が上手でお綺麗じゃないですか…悪魔だし、殺し方の描写も容赦なくて良きです!
ゼブ様が治してくれるんですけど、両腕損壊した状態でいたす描写もあって新たな癖が芽生えそう。
アランがゼブ様に落ちた時のゼブ様の笑みがヤバかった…悪魔だ。
最後アランの長髪のビジュ天使すぎて可愛かったです!
268頁 読み応えあり
2024年8月2日
19世紀イギリスが舞台。
黒を基調とした作画はとても美しく、単純に言えば堕天使と人間の恋模様なのですが、とてもドラマチックに描いてありました。
堕天使が意外にも人間的な感情の持ち主ですが、悪魔寄りの非情な面があり、天使の能力で傷を治してしまうなど超人的で魅力的です。
そして堕天使に魅入られる青年アランは、怯え悩みながらも芯はとても強く、堕天使と対等に話すようになっていくので2人の関係性の変化がとても楽しめました。
アランは下っ端の警察官なのですが、憧れの先輩や優しい同僚に嫌な上司、下級亡霊や堕天使仲間など、脇役もしっかりと作り込んであり、とても読み応えがあります。
ページ数が多くたっぷりと読めて満足感の高いファンタジー作品です。
作画が超絶凄い
ネタバレ
2024年8月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵が…凄い上手い…白と黒のコントラストが美しすぎるんですがセリフが被ると白抜きしててもフォントサイズの影響か拡大して見なきゃいけない部分があったり、アランの想い人「ジュリー」と堕天使である「ジュリー(ゼブ)」の呼び名が一緒で、「ジュリー」と「ジュリー(ゼブ)」の容姿の違いがストレートヘアか巻き毛の違いなので話を進めていく中で「どっちが本物だったっけ?」って混乱するときがあって、まぁ悪魔は本名バレると使役されかねないから言えないし(アランも同じ名前止めてよ的なこと言うし)、巻き毛か否かで差をつけていてくれているのも「贄にとって1番大切な人に観している」からなので致し方がないので、ゼブが心の底からアランが欲しいと名も真の姿も明かしてくれた以降は凄く読みやすかったです。そこを是非乗り越えて!そこからも見所あるよ!!

さて本題ですが、このお話の良いのは作画だけじゃなくてアランが否応なしに人ではなくなっていっているのに、最後の最後まで人間であろうとした結果、人間のパーツが破損していってゼブによって治されるからますます人間の姿から遠ざかっていったって言うのが凄く良かった…
身を持って知るって話を、マジで身を持って思い知らされるので、そういったシーンはちゃんとリアルではなく美しく表現されるので、微塵にもダメっていう人は注意が必要なんですが…ですがアラン、状況的に見ても非現実的な現象に対して誰が「アランではない」って証明できるよ…って状況でも「自分ではないって証明したい」って素直に出頭してくの、ゼブが関西人なら盛大にツッコんでるよ…純すぎて…眩しいよ…だからこそ愚かは可愛いと謂われるのかもなんですが。

アランが何度も瀕死になるので毎回ゼブが一生懸命治してくれるためにアランの中のゼブ成分が増えていった結果、アランも悪魔になるんだけども、そのゼブ成分が増えていく毎にゼブの体液が美味しく感じられていくので…毎度エッチッチ…特にアランが瀕死であればあるほどのお清めセッセが……美麗作画によるセッセシーン、最早R本で欲しいですわ…

本当に…外堀を攻めて行って、自覚させて完璧に落とした様が本当に、悪魔だ…ってなった。本当にアランのセリフと読者の心が一致したシーンあって天晴でした。
小鳥ちゃんなアラン可愛い…てか羽が堕天使だからかフワフワな羽で、悪魔なのに天使にちゃんと見えました。
最高でした!
エロ美しい耽美な世界へ
ネタバレ
2025年2月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ エロ美しい耽美な世界へようこそ〜
堕天使様と想い人(BLなのでもちろん男性)のいる
人間が同族になるまでのお話です
絵は凄く好みかといえばそうではありませんが
ストーリー設定にはピッタリな美しさの為、耽美な2人のやり取りだけでなく
ダークな場面も芸術的に感じました
体の一部がスパッてなる場面や肩甲骨にズボって
感じのシーンがあるので苦手な方は気を付けて下さい
私はストーリー展開に必要なスパッは問題ない方なので
全く気になりませんでした
そして黒髪姿の堕天使様は美しく良きでした!
ゼブとアランの出会いなどがもっと描かれていたら
星が5個でした
他の方のように私も第二章を希望しまーす
美しき堕天使
2025年1月22日
初読み作家さん。19世紀英国ロンドン、警察官のアランは夜毎のみだらな夢に悩まされて…。大好きな時代設定で衣装や雰囲気がとにかく素敵。作画もとても丁寧で、堕天使は羽根を広げる音が聞こえてきそうなくらい美しかった。ストーリーは後半ちょっと詰め込み過ぎな印象だったけど、ミステリーっぽさもあってよかった。
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絵が凄すぎる
2024年8月6日
ストーリーに関しては壮大すぎてもっとわかりやすいラブ話の方が自分の好みなのですが、この荘厳な世界観を書き切った絵が本当にすごいです。眼福
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作家名: 椛嶋リラコ
ジャンル: BLマンガ
出版社: プランタン出版
雑誌: Canna