婚家の家族がみんな良い人で救われる。
でもそれなら、なぜ夫がああなのか?
現代なら発達障害と言われる特性を感じる。作家さんが意識して設定したのかは分かりません。
似たような特性を持つ子の親としては、胸を抉られるような苦しさがあります。
知識のある現代では、噛み砕いて教えることも、専門家のカウンセリングも受けられる。
でもこの時代ではそれがない、貴族として跡取りとして男として「こうであらねば」という教えを頑なに守ろうとする。
そこに感情が入る、心が乱れる、それは自分が未熟だ、イヤっ惑わす妻が悪い。と思わなければおかしくなる。
軌道修正をする、やり直して良いんだと誰も教えてはくれない。
多分こらからも、夫はもっともっと苦しむと思う。
その辛さを誰にも告げられないで、おかしな言動に拍車がかかるのでは?
ただ妻子を愛してると気づけないだけなのに…と先読みをして勝手に辛くなってます。