ネタバレ・感想ありLOVELY INUMIMI DARLING【単行本版(シーモア限定描き下ろし付)】のレビュー

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感情に素直な耳
ネタバレ
2025年5月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 騒がしいのが嫌いで ひとり静かに暮らしたい奥と、お話しするのが好きなのか いつもにこやかに話しかけてくる保科と、釣りサークルの部長で 2人を一歩引いて見守る砂渡との殆ど3人で進みます。

距離感バグってる保科を最初は煙たがっていた奥ですが、ふとした事で耳が出るという共通点が発覚した。
ケモ耳が存在する世界観ではなく、普通の日常での2人のみ耳が生えるお話。
優しく穏やかに恋人に発展していく2人を落ち着いて見られます◎
感情が昂ると耳がぴょこっと出てきて可愛いです。
人を好きになるとそうなるよね~って頷いちゃいました。
ピュアな2人をどうぞ~♪
巻末に帯付きカバー裏表両面収録されてます。
(総253ページ)
空気感好きです
ネタバレ
2025年3月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 物静かで口調も大人な大学院生の奥先輩と、明るくてお喋り好きな大学生の保科くん。真逆なタイプの2人ですが、ゲイなこととケモ耳持ちという共通点があってゆっくり少しずつ距離が近づいていきます。
ゲイで犬耳が生えている自分自身がおかしな生き物だと思っていた奥先輩の心を、保科くんが緩めていってくれて良かった。
初めは賑やかすぎる保科くんに苦手意識があったようだけど(ずっと表情が変わらないので読みにくい笑)、ちゃんと向き合って言葉にしてくれる彼に自然と好意を抱きはじめる奥先輩。2人とも素直で素敵な人柄。
奥先輩はキャパオーバーになって耳でちゃうのが普段とのギャップありで可愛い。無表情が故に通常運転がロボみたいだけど、意外と人間臭いところも愛おしいです。
ずっと好きって気持ちを飛ばしてくれてた保科くんに感謝だわ。
1人好きだった奥先輩が抱えてたものも保科くんで払拭できたし、これからの時間が多幸感に溢れるものでありますように。
みみ!
2024年12月15日
タイトルどおりですね、みみ!かわいらしいです。理屈とかは抜きに、作者さまのいつもの独特の空気感と、ちょっと、不思議な話を楽しめました
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かわいい!
2024年11月17日
とてもかわいい2人でした。正反対だけど、お似合いの2人です。嫌なやつとか当て馬も出てきません。穏やかな気持ちになりました。
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一貫性と整合性に脱帽。正直ナメてました。
2024年11月9日
タイトルと絵の線の細さから、「創作BLとしてsnsで単話で出ていたものを繋げた」的な、そんな軽い読み心地の単行本だと思っていました。設定もケモ耳で可愛らしいですし、登場人物の性格の対比も分かりやすいですし…。でも、良い意味で本当に期待を裏切られる作品でした。同じ理由なのに逆の行動に出てしまう、そういう根本的な差が正反対の性格を良く綺麗に表しているなと思いますし、2人が知り合い互いに惹かれていく理由の説得力にもなっていてすごく良いと思いました。また、こういう「お互いの性格に惹かれ影響されていく」タイプの作品は大好物なのですが、「いやいや元の性格があれならそうはならんやろ、今までの人生なんやったん」とかよく思ってしまう人間から見ても、「あの性格があの人に影響されたらこういう風に変化していき、そこから言動もこんな風に変わっていくんやろな」がめっちゃくちゃ忠実で、作者さんが登場人物をキャラクターではなく1人の人間として理解しているんだな、というような心地良さを感じました。また、セリフの使い方も本当に好みで、奥は特に「人と自分は違う」と感じている心情がセリフの節々に出ていてリアルですし、保科は脳から口直結型だったのが「言いたい」より「伝えたい」に重きを置くようになったのがぐんぐん伝わってきて…。正直、「面白い」と言うよりは「腑に落ちない部分がひとつも無く、全ての表現が綺麗な上に納得出来る気持ちいい作品」という感じで、読み終わったあと「シェフを読んでくれ!!」の気持ちに本当になりました。こういう作品に出会えるから私はBLを見境なく読み漁ってきたんだ…と改めて思える作品でした。最高です。
ぐぁーー良すぎる
ネタバレ
2024年11月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 吉田先生の漫画ってイイですよね、、(余韻)。直接的な心理描写?が沢山あるわけではないけど、人物の表情とか、コマの動きとかで語るっていうか、、空気感が直に伝わってくるというか、、。表現力が足りないのが悔しい。文学的で静かな雰囲気で話が進んでいって、なんかドラマを見てる感覚になりました。奥先輩も小説の主人公みたいな性格がたまらない。しかもしかも、純!!って感じで終始話が進んで行った後の、ご褒美のようなエちが堪らないです!!.しっかりえロい!!要約すると最高ということです以上!
優しく心温まるけも耳ファンタジー
ネタバレ
2024年10月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ ひとり静かに穏やかに暮らしたい大学院生の奥×明るく人懐こい大学生・保科。極力人と関わらずに静かに過ごしたい奥が所属する少人数の釣りサークルに、突然やってきた後輩・保科。人懐こくて賑やかな保科に静かな日常を乱されて、おまけに男に迫られる保科を助けたことから、心が乱されると犬耳が生える秘密を知られてしまう。保科もまた猫耳の持ち主で、同じ秘密を持ち同じゲイである真逆の二人が出会った心温まるファンタジー。想像していたよりずっとピュアで優しいお話ですごくよかった!常に冷静で事務的だけど誠実な奥先輩も、ポジティブで屈託のない保科も、どちらも優しい。互いに調子を狂わされて意識していく過程がたまらなくて、特に血が通っていくように変わっていく先輩がとにかく愛おしかった。飾らない言葉がいちいち刺さるな〜。けも耳の原理は分からないままだけど、これを通して自分のことも相手のことも考えて成長して、自然と好き合った二人が幸せそうでめちゃくちゃよかったです。
かわいい〜
ネタバレ
2024年10月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様買いです。2人とも可愛くて特に赤面した姿なんて今回の作品は耳まで出ちゃうので可愛さ倍増でした。あと砂渡さん!すごい推せる、、久志とのこの2人だからこその空気感とかめちゃくちゃよかった、、。スピンオフで砂渡さんのお話とか読んでみたいな〜って思いました!
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今作も好きなお話でした‼︎
2024年10月16日
とんでも設定ですがほんわりとした絵柄と不思議にマッチしています。ストーリーもこの作者さまらしい優しい世界観です。あと淡白そうな攻めがガッツリなエチするのもいいなあ。そんでここぞという時にケモ耳出ちゃうのホントに可愛い…もっと読みたい〜ということでコレからも新作楽しみにしています‼︎(新作出たばかりなのに。欲しがりすぎ笑笑)
優しい気持ちになれる最高の作品です
2024年10月13日
突然のケモ耳にびっくりしたのですが、二人の距離感が縮まっていく様子がとても丁寧に描かれていたので、特殊なケモ耳の設定も自然に溶け込んでいました。お互いに向ける言葉が誠実で丁寧でとても美しい。読み終わったあと優しい気持ちになれます
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どっちもかわいいケモ耳BL
ネタバレ
2024年10月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ なぜケモ耳があるのか、他にケモ耳を持つ人はいるのか、今後ケモ耳はどうして生きていくのか…細かいことはちょっと置いておいて。
かわいいケモ耳BLが読みたい!という人にオススメしたい。
一人を好むぶっきらぼう犬×人懐っこいけど恋は知らなかった猫ちゃん。
ぶっきらぼうだけど、まっすぐに心を渡してくれる奥先輩の言葉がとても良い。めちゃめちゃ硬派っぽいのに、恋に落ちて乱されまくる先輩がかわいい。無表情ばかりだったのが色んな顔を見せてくれて、最後の優しい笑顔が印象的でした。吉田先生は作家買いするくらい好きな作家さんですが、独特の空気感と胸にチクチク刺さる会話やストーリーが好きです。
今回の過去の先輩の親友のような、現実的で空気をピリつかせるキャラクターが上手だなと思います。個人的に好きです、西村さん。砂渡の方が好きですがw
ずっとこれから幸せにすごしていって欲しい2人です。奥先輩はメロメロになっちゃうんでしょうね…
柔らかい絵柄と雰囲気が心地いい
2024年10月11日
まず目に入る絵柄が柔らかく、尚且つ爽やかさがあり世界観にあっという間に引き込まれます!
登場人物の表情描写が全体的に優しく温かいため、穏やかな気持ちで読み進められます。その分主人公の表情や心情の変化が読み取れ、奥行きを感じられて心地よいです。
読んでいる時に暖かい陽射しのなか風の音が聞こえるような、都会の喧騒から少しだけ離れた自然の中にいる気持ちになれる、とても素敵な作品でした。
可愛くて幸せ!
ネタバレ
2024年10月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 気持ちが高ぶると出てしまう耳をもってしまい、ずっと人に隠して1人ですごしてきた奥先輩が、とっても可愛い耳持ち後輩保科君に出会って、お互い優しさを分け合い、気持ちが通じ合う物語です。
とにかく優しい気持ちになれる可愛い物語で、本当に大好きな作品!
2人ずっと仲良しでいてね!!!!!!!

そして、私はこの漫画でボーダーコリーという犬種を初めて知りました(笑)先輩、耳可愛すぎです!
価値観の違う人達の話
ネタバレ
2024年10月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ とても良かった。静かに一人の時間を大切にしたい攻めと、誰かと楽しくお喋りして過ごしたい受け。受けは意図せずサークルクラッシャーになってしまうのに悩み、人間関係が穏やかな攻めの所属する釣りサークルに入部してくる。釣りに興味全然なくて、これから興味湧く予定ですって言っちゃうの潔くて笑った。そうして全く性質の異なる受けとの学校生活で攻めの日常は大きく乱されていく。違う人間同士が歩み寄って仲良くなろうと努力している感じが凄く良かった。途中登場する攻めの初恋の幼馴染も更に価値観の違う人間なんだけど、それでも攻めにとっては親友のままで、人間関係はゼロ100で切り捨てるもんじゃないよねと印象的だった。ずっと静かに生きていたかった攻めが、不思議なことになったと思いながらも「いい人生だって話だよ」と物語を締めくくるのもしみじみとしていて良かった。
キャラが苦手すぎて
2024年10月13日
たぶん設定としてはカワイイ、健気な感じの保科君なんだろうけど、あ〜いるよね、こういう子(悪い意味で)…って感じで苦手でした。イラッとさせる何かがある子。髪型もなんか…イヤだわ笑 でも、この感じがサークルクラッシャーと言われてしまう保科君を見事に表現してるのか?ならば作者さんスゴイな!!
あと、このタイトル、この作品の繊細な雰囲気に合ってないように感じます。損してる気がする。
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作家名: 吉田ゆうこ
出版社: リイド社
雑誌: mimosa