正直、カラーでもないのにページ数に対して割高だと思います。でも純粋に作品としては良かったです。人によってはDKものの中でも独特なノリが合わない…と思う人はいるかもしれませんが、好きな人にはハマると思います。
常に穏やかでにこやかで全方位敵なしの嵐士と、敵はいないかもしれないけど味方もいそうにない伊吹。この二人のやり取りだけで、何でもない学校生活のアレコレがキラキラして見えました。
両極端で個性は強いものの、何かしら通じ合うものがあったり、ちょっと訳ありな家庭環境があったりで、友達としてもそれ以上としても仲良くなるのは必然という気がしました。
絵は、普通のは綺麗かっこよく・デフォルメのはひたすら可愛くて眼福でした。特に2巻のP69右下とP165中央右・伊吹の口元の尖った感じが面白可愛くてツボでした。
嵐士の「伊吹が可愛くてたまらん病」が、ところ構わず発症するのも楽しめたし、あんな急速に悪化して発症から秒で重症化しているのにはニヤけてしまいました。
作家さんがお若い方なのか、分からないDK用語がいくつかありましたが、私の中では上位に入る楽しさでした。