ネタバレ・感想あり緑の風に君をひらくのレビュー

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美しい
2025年6月17日
こちらの作品の表紙を見かけて、これは!!と思い購入。直感通りとても素敵な作品でした。まず絵がとても美しい。人物はもちろんのこと、特に木々や木の実等の自然が素晴らしい!
静かに穏やかに惹かれ合っていく2人と、その緻密で美しい自然が相まって、読んでいるこちらも優しい気持ちになります。
漫画ですが、小説を読んでいるような感覚にもなります。
癒やしを求めている方にはとてもおすすめです!
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2025年6月10日
先生のいつもの作品より登場人物がゴツめですが、優しく穏やかで先生の世界観に馴染みます。
いつもは匂わす程度なのに、先生の作品でキスとかあるとドキッとしちゃう。個人的にはそこで留まってくれてありがたかった。(他の先生の時は思わないけど)
いつもながら植物や、背景の描写が美しくて素晴らしいです。
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隅々まで堪能( *´艸`)♡
ネタバレ
2025年6月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 青井さん買いです。表紙帯の通り〈精悍な庭師と孤独な小説家〉の話は、緑が生い茂るお屋敷が舞台。青井さんの緻密で鮮やかな描写に浸り読むだけでマイナスイオンを浴びた感じ♡

家主で児童文学の小説家倉岡と若き庭師錦木の話。

とても好みの話で今作もすごく良かったです。正反対に見える二人の響き合う感性や、光や風を感じる庭の繊細で美しい描写や、タッチの違う児童書の挿入や、古家の内装や小物まで…全て溶け合う中で育む恋模様が素晴らしいです。
剛毅木訥な二人の芯のある人柄に惚れました~お似合い♡
それと青井さんとバキバキの腹筋という意外性も最高でした笑
やはり良い…
ネタバレ
2025年5月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作者さんの作品はハズレ無し!今回も堪能させていただきました。どなたかレビュアーさんも書いてらしたけど、良質な小説を読んだ気持ちになりました。鬱蒼と木が茂る大きな庭がある古民家に、庭木の剪定に訪れた造園業の庭師と、その庭の持ち主で主人の児童文学小説家のお話。
小説家は庭の葉ずれの音や茂り過ぎた木々のせいで暗くなることが嫌で、庭のシンボルである木の抜根を依頼するが、庭師のそれぞれの木やそこに来る鳥たちの話で思い留まり、そしてその庭師の話にも興味を抱く。最初はあまり意思の疎通がうまくいかなかった2人が、それをキッカケとして徐々に信頼する関係になっていく様が丁寧に描かれて、多分ノンケであろう2人が心寄せる存在になっていくのが不自然じゃなくてよかった。
この作者さんは本当に絵が素敵で、上手いという一言では言い表せない画力の方。個展を開いたなら絶対に行きたい!お話も、静かな中にも情熱があり、読んでいると小説家が住む古民家の縁側で感じる風とか、葉ずれの音とか、鳥の声や部屋の奥の何とも言えない涼しさとかを感じることが出来る。きっと2人は小説家が書いた作品の灯台守と旅人のように、その後も仲良く静かにその家で暮らしていくんだろうな、と(まだ同棲してないけど)そうだったらいいなと思いました。Hシーンはなし。キスだけです。それでよい。
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素晴らしいとしか言えない作画
ネタバレ
2025年5月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ こちらはフォロー様のレビューでお目にかかった作品です。表紙の緑と木漏れ日の美しさに一瞬で目を惹かれました。児童文学作家の倉岡と、庭師の錦木のお話。

何て絵のお上手な作家様なんだろうというのが第一印象です。立派な木々が茂ったお庭と縁側のあるお家、レトロな文机。美しい倉岡と実直な錦木。もう全てが素晴らしいとしか。
また倉岡が児童文学作家という設定だけあり、御伽話風の絵柄やモノローグが時折挟み込まれます。まるで異国の絵本を開いているような気分になる描写。昔懐かしい和の景色と対照的で、お話のアクセントにもなっていると思います。
私が作中で特に好きな場面の一つが、二人が縁側で語らうシーン。木漏れ日の中、小鳥の声と、風で木の葉がサラサラいう音が聞こえてきそうでウットリ…🍃🕊ただ作画を眺めるだけでも満足してしまいそう。
お話のイメージ通り、二人の関係は終始穏やかで優しい。ページをめくるだけで自然の描写に癒され、清々しい気持ちになれる作品でした。
あぁ眼福の極み…。
そばかすと体格のギャップに萌
2025年4月30日
庭師の仕事もステキですがコスチュームがピチピチすぎませんか…服の上からでも分かる立派なボディから目が離せません。そしてそのボディに不似合いなそばかすが彼の素朴で優しい人柄にぴったりなんです。試し読みではノンケのような二人、そばかすの彼が恋に落ちるとどんなふうに豹変?するのか猛烈に気になります。
豹変を期待したわけではありませんが(豹変するわけない!)描き下ろしの「それから」が良すぎてわたしの邪な心もすっかり浄化されました。ありがとうございました。。
ずっと
2025年4月26日
さわさわと風の音が聞こえるような、陽の光を浴びてるような、素敵なお話だった!
ちょっとお腹が空いてくるのもいい
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それこそ特別な小説を読み終えたような……
2025年4月6日
今読了後の余韻に浸っているんですが……なんとも形容しがたい気持ちです。暖かくて愛おしくて儚くてでも力強くて。読んでいてこんなに美しいな……って噛み締めながらページをめくる体験を出来たのはとても幸せな出会いだなと思いました。青井秋先生の作品は本当にどれも素敵なものばかりで、作画の細さや描線、色味、空気、セリフや表情に至るまで本当に極上の美しさだと思います。この作品も幸せな余韻を運んでくれました。
爽やかで美しい情景
2025年4月4日
庭師と児童文学作家のお話しで、広大な敷地にこれでもかと素敵な木々や草花が植えてある。
桑の実の黒黒とした鮮やかな赤紫色やクルミの茶色くて硬い実、大きな木々を吹き抜けて匂う爽やかで静かな風。
子供の頃感じた自然をすごくすごく懐かしく感じます。
こんな素敵な空間の中で心を育む2人のお話しはとても良かったです。
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予感は当たっていた
2025年4月2日
いろいろ検索してたら表紙をみて綺麗だなこれはいい作品では?と思い試し読みしてから即購入しました。
忙しい現代社会にはなかなか難しいゆっくりとした時間が流れて2人の恋もゆっくり育まれていくのがよかったです。Hはありませんがこの作品はゆっくりがいいのでお互いのペースで行ってほしいなと思いました。
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美しい世界観
ネタバレ
2025年3月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 風景や背景が繊細で、本物の世界と遜色のないような描写です。ストーリーはどこか物語めいていて、不思議な世界観。
全く違う性格の2人が1つの庭を通じて心を通わせるお話です。それぞれのビジュアルも性格も対照的であって魅力的。
主人公が児童書の作家なのですが、自ら描く物語と今作の物語りが静かにリンクしていき読んでいるこちらも自然に引き込まれます。
優しくて、美しくてとにかく心が洗われる。
ギリギリのラインですれ違う切なさも味わえて、最後の最後まで満たされた作品でした。
深呼吸したくなる
2025年3月18日
まずお庭の描写が凄いです。読んでいる間、ずっと風が木々の間を吹き抜ける音と匂いを吸い込んで体いっぱい感じるようでした。作中に出てくる植物を調べながら読むのも楽しかったです。お互い出会うべきして出会ったふたりですよね、願わくば倉岡さんの過去も気になるので続いてくれたら嬉しい作品でした。
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丁寧な描写
ネタバレ
2025年3月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ SNSで表紙がキレイだなぁーと、あらすじ読んで購入。絵に奥行きがあり草木、庭木の枝がゆったりと描かれて読了感がすごく良かった。
バタバタ感はなく、ゆっくりと2人が歩み寄り終盤に行くにつれ表情に出てる。この人に興味があると気づき、本を読んだり、庭木の知識を知ったりと、互いの波長が良かった。クルミをインクにするあたりの並び図は良い時間。
いたすシーンは無いけど、この2人はここから進んでいくんだなと思わせてくれた。そう、あわてない。
数年後の庭の姿は美しいのかな、見たい。冬はどうなのかなと四季を見たいです。
癒やし系作品なので続編あれば嬉しいです。
吹き抜ける風を感じる物語
ネタバレ
2025年3月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 青井先生の作品を読むのは2作目です。
今作は、表紙に惹かれて読みましたが、とても良かったです。
登場人物はほぼメインの2人だけですが、2人とも相手に誠実なので、嫌な気持ちになることがなく落ち着いた気持ちで読むことができます。
作中に出てくる児童文学に2人の関係が反映されるのがすてきですし、樹木の葉や光の描写がとてもきれいです。
読みながら吹き抜ける風を感じました。
最後に、そばかす男子ってかわいいなぁという大事な感想も記しておきます。
植物の描き方が素敵
2025年6月9日
作家さん買いです。レビューも勿論拝見しましたが。
この作家さんの、他のBL以外の作品でもそうなんですが、草木などの植物がお話しの中でとても印象的に取り入れておられて…今回は庭の樹木がメイン2人に大きく関わってくる訳ですが…単純に描かれ方も絵として好きなんです。やさしい読後感です。
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よかった
2025年5月6日
登場人物の描写が秀逸。絵本の中の主人公とリンクしてストーリーが進んでいくのも良かった。心理と風景の描写が美しくて読後感に世界に浸れました。
穏やかな日常
ネタバレ
2025年5月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 児童小説作家と庭師。あまり良い思い出のない実家の庭を疎ましく思っていた作家が庭師との出会いで庭の美しさを知っていく。庭を縄張りにしている小鳥や桑の実、カラハナソウの天ぷらと自然の恵や生き物の描写が好きだった。あと庭師のダイナマイトボディから目が離せない。痩身の作家さんと並ぶと余計に差があって際立つ。厚みがすごい。
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きれいなお話
ネタバレ
2025年4月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人懐こく、誠実な植木職人と不器用で人付き合いの苦手な作家の恋です。出会ってから両思いになるまでの過程がゆっくり静かに描かれています。
行為の描写なし。植物に囲まれた穏やかな空気が流れるなか、2人の心情を想像してみたりと読了後の多幸感と爽やかさを感じられたのはとてもよかったです。派手なBLお好みの方ではなく、ストーリー重視の方向きだと思います。
作家は美人さん、植木職人はソバカスがかわいいガチムチ(笑)です!
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大人たちの恋
2025年4月13日
キス止まりで、エッチっぽいことは匂わす程度。ようやく恋愛関係に持ち込んだ、という感じ。双方、ゲイです、というわけではなさそうです。「好きになった人が、男だった」という二枚目的な落としどころ。庭師と作家の交流から恋愛感情が派生していきます。「好きです」からあっっという間に体を重ねるより、ずっとドキドキしました。
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お久しぶりの青井先生
2025年3月17日
お久しぶりだけあって絵柄が違う!戸惑いました。先生の描かれる線の細い儚げな人物描写が好きだっただけにガッチリ体型の植木職人にひえええってなりました。でもそれ以外は青井先生全開です。詩的なナレーションに細部まで描き込まれた植物。青井ワールドに再び会えて嬉しいです。
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作家名: 青井秋
ジャンル: BLマンガ
出版社: リブレ