思春期の凸凹した多感な季節の独立独歩、悠々自適的マンガがとても好きです。
面白い。
子どもたちはとても独創性があり非常に個性的。
その個性を一生懸命に消して社会に溶け込むように生きるよう息をひそめる、その自虐的振る舞いが他人と一線を画していると己が認めていることに気づいていない若さがいちいち甘酸っぱくて青臭くて好き。
本作品の高橋君と近藤さん。
高橋君は表紙の通り肩に猫が乗っていようが髪の毛が明後日の方向を向いていようが、日常の自分を真っ直ぐに進んでゆく。
それって本当にその年代の子どもには難しいのよね。
ちょっとあこがれちゃう。
近藤さんはそんな高橋君といるとリフレッシュしているみたいにのびのび出来るみたい。
すごい素敵だわ。
少しずつ色々な人を巻き込みながらふたりの世界が優しく広がってゆくのが楽しいストーリーでした。
1巻の終わりではぬぬぬ?と初々しいもやり発生か?のところで終了。
続きが待ち遠しい。
**199ページ**