イツキが身を置いてるマフィア、マフィアの根絶を図る政府機関に属しているアルバ、アルバの過去回想の戦争、転向したイツキの任務など、作品の背景にある世界がかなりハードです。が、あっという間に読み終えるほど惹きつけられたのはキャラの良さと陳腐さのない展開のおかげだったからかもしれません。
イツキは素直で努力家、アルバは誠実で情に厚い。相手を尊重しいつかまた告白できるまで今を頑張ろうとする姿と、ようやく現れた支えたい&悲しませたくないといった深い愛情が、上下巻通して丁寧に描かれています。
モブたちが公然と見せつけてくる合体!そんなバース世界のなかで、好きな人と「寝る」を貫き通したイツキが自分的には好感度高かったです👍
是非続編のほうをよろしくお願いします!