トイレの襲撃事件での女の友情シーンが気に入っているし、最も泣けたところ。
付き合い出す前、風早くんがなにかと爽子を構うのも、読み返しの過程で揺さぶられるものがあるし、キュン処はこの辺に集中してある。
そのため、どなたかのレビューに同意で、この話は、一旦、いいとこ10巻で終わろうとしたのに、人気爆発で引けなくなった、そんな印象がある。
でも、無理なく繋いで流石。長期連載にありがちな、後ろの巻ほど、時間の経過とページ数が延びているけれども、尽きない材料でついていける。
ただ、人気作品として、ついにxx巻超えを果たす、みたいな大作狙いは、営業的には良くても、クオリティの足を引っ張ることとなり、歓迎できない。