初恋が叶う奇跡をこれでもかと堪能できる作品ですよね〜。クラスにも馴染めないヒロイン爽子が女子同士の絆からクラスの和に溶け込み、風早くんへの憧れから恋心に変わる過程が丁寧でとても魅力的な展開。
もう両想いなのに歯車が全く合わずちっともうまくいかない展開に泣ける。気持ちが通じた途端、風早くんの様に爽やかな空気に変わりこちら側の達成感もバッチリ!
くっつくまでの展開にかなりエネルギーを使い、その先の展開はテンションが下がりました。キャラ達が好きだから義務感の様な惰性で、離脱復活を繰り返し数冊まとめ買いしながら最後まで見届けたのが正直なところ。
見所もあったし面白くない事はないんだけど、前半の印象が強すぎてそれを超えなかったなぁと。7巻までがわたし的にはピークで付き合う事で周囲の余波がある11巻までは良作でした。その後18巻分はもう少し焦点を絞れなかったのかな…。