ネタバレ・感想ありやぎさん郵便のレビュー

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マッチ売り を先に読むのだゾ☆
ネタバレ
2024年1月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『マッチ売り』の続編に当たります。戦後の混乱期の、2組のカップルを描いた神作品です。私が腐界へ足を踏み入れたキッカケです(笑)どちらのカプも最高ですが、草間ワールドにどっぷり浸かれるのは澤☆有原ペアかなぁ〜。澤は前作では当て馬ポジとして登場します。はじめはやな奴だと誰もが思いますが、途中から有原への溺愛がはじまり、え?このスパダリだれ?別人やーん!てなります。普段はレビューにあらすじ書くんですけど、このシリーズはね、私の貧相な語彙では表現できないんですよ、それくらいすごいんですよ、ヒューマンドラマですよ。ちょっとした大河ドラマですよ。よーく作り込まれていて引き込まれます。ちょっとレトロチックな絵は好みが分かれるかもしれませんが、全力でオススメします!!2組ともハピエンなのでご心配なく。
四角関係の戦後BL
2023年6月17日
草間作品にガッツリはまるきっかけになった、大好きな作品。マッチ売りの続編。戦後のごちゃごちゃした雰囲気や、着物やらスーツやらの人々、薄暗い感じの描写がたまりません。登場人物みんなクセがあって魅力的なんですが、私は厄介なメガネ攻めの澤推しです。
澤✖️有原
ネタバレ
2023年1月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 草間先生にハマるきっかけとなったこの作品。
花城✖️廣瀬もいいですが、私は断然澤✖️有原派です!
拗らせ・不器用な澤は暇つぶしに有原を手篭め?にします。そこでハマってしまったんですねぇ、危機感の薄く、危なっかしいところのある有原に。
でも有原は妙に懐が深く、包容力があるんですよね…
有原も、澤の母親たる全女性への優しさを目の当たりにするうちに絆されていくんですね。
抱いているはずの澤が実は(精神的に)有原に抱かれているんじゃないかな〜と思いました。ステキ。
最初は運命のいたずらで知り合った二人ですが、お互いに必要不可欠な存在になれてとても良かったと思います。
有原が大学を去ろうとしてから、このお話の中では一度も廣瀬に会っていないのがなんとも意味深です。
素晴らしいです!
2022年11月11日
作品の世界観、背景、登場人物、相手とのやりとり、全てが好きです。他の漫画とは違う、絵画のような、小説のような、情緒あふれる、粋な、素晴らしい作品です。こんな素晴らしい作品に出会えたことに感謝です。宝物の作品になりました。10年近く前の作品ですが、絵も好きです。
大団円!
2022年10月10日
可笑しくも切ない二組の恋のお話、感動巨編です
作者さま買いですが本当に絵が素敵で、寒い夜や雪の朝の描写がああこんな感じだなってのがよく伝わります
欲しいものも手に入れて
ネタバレ
2022年7月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ ラストのマッチ売り切れました。を貼って、トンネルを後にする青司とキヨの姿にほっこりしましたを。色々問題があった、陣一郎と有原もおさまります。最初はキヨに対する嫉妬から、有原に構っていただけだったのに。有原の善良さと懐の広さに包まれて心地よくなったのか。とてもバランス良くなりました。みんな、安定して。有原が退学届が回収されたと知って、泣くところ。良かったねと。陣一郎の優しさが伝わっているところを照れるような感じが、素直じゃなくってカワイイ。やっぱり好きな作品。何度読んでもいいのです。
とにかく
ネタバレ
2022年4月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵も話もエロさも十分あって読み応えありました。陣一郎さんのぶっきらぼうだけど優しくて寂しがりやな所とかキュンキュンしましたね。また何かの機会に続きが見れたら嬉しいな〜
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独特な雰囲気
ネタバレ
2021年12月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ マッチ売りから始まって、のめり込むように本作を読みました!!戦後の情緒溢れてて、作中にでてくる居酒屋で私も飲みたい!!
澤さんと有原のカップルがいいなぁ…お互いに愛し合っているのがとても伝わります。
「お前は俺の一生分の余暇を費やす価値がある」っっって、、、すごいプロポーズ!!!
とにかくよかった!!
「マッチ売り」からつづく恋文のお話
2021年11月6日
「マッチ売り」を読んでからやぎさんに進みましょう。
マッチ売りのメインのCPは社長さん&広瀬ですが、やぎさんはどちらかというと澤さん&有原も同じくらいの比重になります。
どちらも大好きですが、社長さん&広瀬が好物です。
別作家さんではありますが、囀る鳥は羽ばたかないのCPを思い出してしまいまして。幸せそうな二人をみると、いずれあちらのCPも幸せになりますように…と願ってしまいます。囀るが悲恋ぽいので余計に…。
極上!
ネタバレ
2021年9月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「マッチ売り」の続編。草間先生と言えば!この作品ですね。
花城と廣瀬、澤と有原。有原の手紙が4人の関係を転がしていく。マッチ売りから更に深くなるそれぞれの恋路は複雑に入り組んでいる。
4人それぞれの感情がバラバラでとても面白い。花城はまっすぐ廣瀬だけをなんの疑いもなく愛している。マッチを売っていたことがバレたら終わりと思ってるからそこに関しては必死だけど、その愛し方は自由で真っ直ぐで、やっと報われるのかと思う。笑ってるこの人が愛しくてしょうがない。
廣瀬もこんな魅力の塊のような人に愛情を向けられ大事にされたら何故自分なのかと不安になるのも当然、でもその時「愛されていると思える自信が欲しい」と願う姿は頼もしくて優しくて花城のためにそのまま変わらないでと思う。
澤は花城への叶わぬ想いに捕らわれたまま行き場の無い気持ちを持て余している。この人は本当に切ない。でも強引なおせっかいに抗議はするものの受け入れてしまう有原に救われたと思う。言葉と態度とは裏腹の優しさが報われるのが嬉しい。
有原は全て悪い方へ向かう自分の行動にうんざりして廣瀬の事も諦めようとしたけど、その元々持ってる洞察力で澤の優しい所良い所全部見えている。自分の悪運に囚われて気づけなかったけど、徐々にクリアに見えていくにつれ2人の関係が変わっていく。
きっかけは1枚の手紙。でもそれまで花城と澤が当たり前だと思ってた生活は出口のない迷路みたいなもの。
それが動き出し徐々に見えてくる進むべき道を、たった1枚の手紙を軸に描き切られているのは本当に凄い。感動します。
草間先生の描かれるイキイキした表情のキャラクター達も大好き。出てくる食べ物もどれも美味しそうなんです!
戦後の時代に生きる彼らの明るさ、どこまでも前向きなラストに読んで良かったと心から思います。
これで200レビュー!
読まれることのなかった恋文の行き先
ネタバレ
2021年8月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 友人に借りた本に挟まれていた恋文(差出人の名前のある後半1枚)がきっかけで出逢った学生•廣瀬清高と小さな出版社を営む花城青司は逢瀬を重ねるようになります。花城もまた、学生時代に最強の恋文をもらい人生が狂ってしまったという不思議な巡り合わせがありました。件の恋文は実は廣瀬に宛てたもので、差出人である同級生の有原岑生は恋文を取り戻そうとして花城の部下•澤陣一郎に捕まってしまいます。恋文の前半1枚は澤が持っていたのでした。終戦間も無い東京の冬空の下で、それぞれの人生にカタをつけながら恋をする青年達に、人を喰ったような教授や絵師、どこまでも明るい花街の女性たちが脇を固める完成された作品です。
『あめふり』幼い廣瀬が祖父宅で見た一瞬の花城の姿が描かれる情緒溢れる一編。
『かごめかごめ』上京する汽車でたまたま一緒になった男につけ込まれた有原が、廣瀬に好意を抱くようになるまでの短編です。
『東京行進曲』先代社長の下で働き始めたばかりの花城と、まだ学生だった澤とのお話。戦争と世情に追われて、崩れ落ちる橋を前へ前へと駆け抜けざるを得なかった時代が描かれます。
『ゆりかごのうた』出征した先代社長への花城の想いと、花城への澤の想いが交錯するひと時のお話。
『続 東京物語』花城の出版社で一緒に働くようになったその後の4人が楽しめます。
情感あふれる作品、大好きです
2021年4月27日
「マッチ売り」からの続きで購入。このお話のポイントになるのが、恋文。恋文ですよー。ラブレターじゃなくて恋文と言うところが情緒的だし、甘美な、ほろ苦いような感じが漂っています。戦後という時代背景と作者様の独特のタッチが何かエロさを増幅させているような気がします。壁に掛かったお面に襦袢、あ~、なんてエロい。主要人物4人がそれぞれ魅力的で、ついつい読み込んでしまいますね。特に年上2人(花城社長と澤)、一癖も二癖もあって、一体何歳なんでしょうか?花城という苗字は確かに沖縄に多いみたいですね。社長はなんか南国生まれとイメージが結び付かないような…。この作品大好きです、教えていただいてありがとうございます!
続き
2021年2月24日
マッチ売りの後半からの続編です。花城さんとキヨのカップルが大好きです。何度も読み返しているお気に入り作品。私は完結後に存在を知り購入さしたのてすが約10年かけ完結されたと、あとがきで知り、この作品をしっかり描ききってくださったことに、ひたすら感謝しました!
昔設定が独特の雰囲気を出しているのかな…現代版では出ないであろう感じがとても好き。お互いを想いあってるのが直接的な言葉はないのに伝わってくる…その感じが焦ったいのでなく、かえっていい。素敵です。花城さんの大人な感じとキヨの年下のかわいさ、どちらもよくて、続編あれば読みたいな…でもなくても、きっとこれからも変わらず温かい関係ご続いていくんだろうな〜と思える2人です。花城さんの、前は誰でもよかったのに、出会ってからは、他のやつに触られるのも嫌だ…という反応の変化、もう言葉はなくても全身が愛を表現してますよね!
何度読み返しても好きな安定の作品です。
メガネスーツよき
2021年2月10日
この方の書かれるスーツ男子がとても好きです。あまり丁寧に説明がある訳ではないので時々?となりましたが何度か読み返すとわかりました。昭和の小説を読んでいる様で内容は中々ヘビーですがさらっと読めました。澤のやり口は余り好きではないですが独占欲は良かったです。あと子供の頃のキヨが可愛かったのとしおばあちゃんとか脇役が味がありました。
最高です
2021年1月14日
前編と合わせて、読み応えあり。
人物像も非常に魅力的。大好きです。
この続きあっても永遠に読める!!
花城さんが素敵!
ネタバレ
2020年5月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私の中ではその一言に尽きます。ここからはネタバレです。2組のカップルが登場しますが、直接的な「好き」とか「愛してる」という告白の言葉は花城さんと清の2人の間には出てきません。でも物凄く伝わってくるんです。そこが良いんです!読んでみて下さい。
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マッチ売りの続き
2019年12月9日
個人的には前作のマッチ売りの社長カップルの方が好きです。でもこちらの作品でも社長たちはよく出てくるのでとても満足です。少し設定が古いですが、映画のように読めて、マッチ売りから続きの本作もいっきに購入してしまいました❤
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よかった!
2019年9月29日
最初、マッチ売りの存在を知らず、そちらを読まずにこちらから…話がよくわからず???だったのですが、マッチ売りを読んだ後に読むとまぁ素晴らしい。
映画のような時代背景と雰囲気でした。
おすすめします。
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秋の夜長に
2019年9月20日
じっくりと読み込んで欲しい!素敵な作品です。「マッチ売り」からの続編。戦後の雰囲気も見事です。気持ちよく物語に入り込めます。4人の男たちが みんなそれぞれに魅力的!是非何度も繰り返し読んでみて欲しい!
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とてもいい!
2019年3月8日
草間さんの作品はどれもすばらしいです。
ストーリがとても良かった
伏線回収もしっかり
2018年11月5日
本編後のいくつかの短編で、過去の細かい謎とか疑問やその後の様子ががすべて描かれていて読後スッキリです。薄幸な有原が笑えるようになって本当に良かったです。
神作品
2018年10月7日
マッチ売りの続編。BLの枠を越えた大作。
草間さかえ先生の真骨頂とも呼べる作品です。
独特な世界観
2018年9月9日
作者さんの作品は初めて読んだのですが独特な世界観があり面白かったです。
みんな幸せになってよかった☺️
澤と有原くん二人が好きでした!
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はまった
2018年8月25日
良かった~!今さらながら有名で気になってたけどなんかむずかしそうだな~って、勝手に思って手を出してなかった草間作品にはまってしまいました!マッチ売りからやぎさん郵便まで一挙に読みました。一挙に読めて嬉しかった。続きを待ち続ける苦行がなくて本当に私はラッキーでした。メインの4人共にみんなステキで魅力的でした。表紙からは中身は想像出来ないくらい恋愛展開が草間作品ならではって感じです。
時代設定も良きかなって、レトロな雰囲気でスーツや着物や学生服とか眼福でした…
終わってしまった…
ネタバレ
2018年3月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「マッチ売り」から始まり完結まで足掛け十年!まとめて読めるのは幸せです。前作「マッチ売り」の続きで、辛い過去を持ち報われない恋心から卒業するかの様に、2カップルそれぞれ幸せを掴む素敵なお話です。

四人を含め登場人物の個性がしっかりしていて、絶妙な言葉選びでそのキャラしかそんな面倒な言葉を吐かないだろうと思わせるセンスの良さにキャラも立ち、ストーリーの軸を支えているのが見事でした。特に花城と澤の台詞には唸る程のインパクトが。台詞に煽られてラストまで楽しめました。

行間に含む物がとても多くて4巻完結とは思えないパンチのある読み応えを感じます。妄想や余韻が膨らむばかりで、小説の良質な短編集を読んだ様な充実感が。

草間さんは小説や映画など好まれる方なんでしょうかね〜。漫画でここまで深みのあるお話を読めて好奇心を掻き立てられます。読む事が出来てホントに良かったです。

作品について書きたい事が溢れますがとても千文字で収まるとは思えないので諦めます(笑)

生きる事に必死だった時代の人との縁や温かさを軽快にしっとりと楽しめました。戦死かと思っていた香坂社長も家庭を持たれていると知れて良かったです。四人のこの先の生き様はまだまだ見ていたかったです。
交錯する四人の男
ネタバレ
2018年3月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ まさか、廣瀬と有原が最後まで会わず終いだったのは、わざとなんだろうけど、悔しいなぁ。ジリジリする焦燥感が好きなので、有原が廣瀬のこと好きだった頃のことも掘り下げてもらえればもっと萌えただろうにと思ってしまいます…だけどそれを差し引いても読みごたえは抜群です。四人とも、それぞれの色気があり、皆キャラが違うので、読者自身の好きなキャラが誰かにハマるのではないでしょうか!私は皆好きなのですが、特に花城でした!最後まで社長は出てこなかったけど、本当に幸せになれて良かった!そして、澤と有原が一方通行な恋に終止符を打つことができて、始まりこそ酷かったけど、ちゃんと互いの大事な存在になれて良かったです。
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納得の高評価。
2018年3月1日
前作『マッチ売り』から完結(やぎさん3巻)まで、執筆10年かかってるらしいです。完結してから読めてホント良かったぁ~笑。
草間さんのマンガの空気感、描かれる人物たちの愛嬌を存分に堪能できる傑作だと思います。
戦中戦後のどこかサバけた、諦めのような強かさでもって、暗さや重さをさぁっと掃いて、時に外套にくるんで、明るく笑ってみせてくれます。
これぞ傑作✨✨
2018年2月20日
これはもう☆5じゃ足りないヤツ。もっと☆をポチポチさせてください〜!!!ちょっとは大人になった今の私には、この作品が心にじんわりと染みる染みる。私にとって、ストーリーも絵もエロも何もかもがドストライク✨な作品でした。敢えてこの作品の魅力を一つだけ挙げるとすればそれは主要4人の男たちの可愛らしさですかね。その「可愛いらしさ」は四者四様っていう描きわけが、もう草間先生天才だなって思ってます。完結までに足かけ10年かかったというこのシリーズを一気読みできる幸せ者の私が言うのもなんですが、正直「終わってしまって寂しいよーー!!」と叫びたい。物足りなさからではなく、魅力溢れる彼ら4人のお話をずっとずっとずっと読んでいたい!!!という無茶な願望がとめどなく湧いてきます(笑)。
大人な雰囲気のBLです
2018年2月19日
2組のカップルがそれぞれに素敵です。激しい描写は無いですが、どちらのカップルもどこか切なくて運命的な感じが堪らないです〜
しっとりとした大人なお話を楽しみたいときにオススメです。
終わってしまった…
2018年2月10日
終わる終わる詐欺、私は結構好きでした。(笑)
読んでいて、物語に引き込まれる感覚が面白かったです。
四人の男がそれぞれを想って、少しずつ繋がってくのも合計4冊あったからこそ、読みごたえがあったように思います。
最後まで香坂先生が見れなかったのが残念…
個人的に
2017年11月4日
個人的に下宿学生のエロさが秀逸。で、そのカップリングが好きでした。冷たいのにだんだん好きになっていってる自覚がない攻と、いつまでも心開かない受、いいですね。
一気読みしました
ネタバレ
2017年9月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ マッチ売り~やぎさん郵便はセットで購入し、4巻一気に読みました。足掛け10年のこの作品を一気に読めたのはラッキーでした。マッチ売りを当時読んでしまっていたら、10年間も待つのは辛い。早く次が読みたい!読み出したら止まりませんでした。
恋文が発端で、4人がそれぞれ微妙に絡み合い最終的には2CPでめでたく纏まりますが、澤と有原が良かったです。時代背景もあり、有原の和装も良かった。廣瀬が好きだったのに、最初は嫌いだった澤に心が惹かれていく有原と、花城が好きだったのに有原の事が大切になっていく澤の、2人の距離が徐々に近づく感じが良いです。
廣瀬と有原がいつ遭うのかとドキドキさせられましたが、その後のエピソードにも2ショット場面は無いので、見たかった気持ちが残りました。きっと善き友として描かれるのだろうとは思いますが。
他の3人に比べて特化した過去も無い廣瀬が、花城を何の迷いもなく好きになっていったのは、恋に免疫が無かったからなのかと…。彼が恋文を自分宛だと少しも考えなかったおかげで話が進むので、心情的に有原寄りで私は読んでしまいました。
読むのを迷われている方がいたら、是非読んで欲しい作品です。

色々交差してます。
2017年6月25日
作家買い。世界観が他のBL作家さんとは違うものを持っている感じがする。厚みがあります。セリフも巧みで悶える作品です。完結まで長く待ったので何度も通しで読みました。
本当にいいっ!
2017年6月10日
混沌とした時代に、登場人物達それぞれが前を向いてしなやかに生きてゆこうとする姿にホロリときました。“マッチ売り”からの四冊で完結、めぐりめぐって皆幸せに..大満足ですっ!
こちらも最高!マッチ売り続
2017年4月21日
マッチ売り、最高に良かったのですが、続編もいいです。ストーリー、キャラクター、時代の雰囲気、すべて最高です、大好きな作品。ありがとうございます。
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マッチ売りからの続編
2017年3月1日
短編集ではなく「マッチ売り」から始まり「やぎさん郵便」の3巻までが1つの話。作者さんの他の本と比べてエロはかなり多い。喉仏も体型も色気がある。年上は年上の、年下は年下の包容力や可愛らしさがある。有原の「笑った顔」は和む。結局はハッピーエンド。
絵も話もぎゅうぎゅう詰めで伏線のようなエピソード、場面切り替えの絵と展開、3巻の本編終了後に過去と現在の短編があり 途中で頭がごちゃごちゃになった。けど仮に1度読んで合わなくても何度か読むと沢山のエピソードや会話は「日常」のことで(危険な場面は非日常) 最初はついていくのが精一杯で感じる余裕もなかった細かい雰囲気や間も感じられるようになって良かった。他の本も読みたい。
おすすめ
2017年2月19日
ぜひ、マッチ売りから読んで欲しいです。
絵も話も素敵です。
やっぱり登場人物がみんな素敵。
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続編
2017年1月17日
マッチ売りからの続編。独特の世界観の草間さんの作品が大好き。難しい時代背景もなんのその。マッチ売りでは花城さんのお話しメインでしたがこちらは ちょっと卑屈な男 澤の物語。相手の有原くんを最初は暇つぶしくらいに無理くり、抱き寄せますが 段々 はまっていきます。わかりづらい二人ですが いやな男のようでいて決して有原の嫌がることはしない。キヨに思いをよせてたはずの有原、花城に思いをよせてたはずの澤。からみあって結び合うサマがすごくいい。
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なんだろう、この漂う色気
2016年8月14日
色気が漂う絵に引き込まれました。話が薄っぺらくなく、セリフが良い。セリフ萌えしました。2組のカップルが切なく、悲しくもあるのに、素敵でかわいく感じられるのはセリフが上手いからなんでしょうね。確かに設定が細かく、きちんと読み込まないと話がわからなくなるのかもしれません。その分、読み応えがあるし、私は何度も読み返しました。話よりただエロがあればいいという人には物足りないのかも。
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ようやく完結
2016年1月10日
ずっと作者さんが好きで読んでます。ようやく終わりですね~どちらのカプも幸せなかんじで終わりますね~良かった!!
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どちらのカップルも好きです♪
2016年1月4日
前作、マッチ売りの続き。続編ではなく、本当に続きから始まるので、マッチ売りを読んでないと話の流れが分からないと思います。

主人公カップルと、そこに絡まるもう一組のカップルのお話。切なく甘いストーリーと味のある絵柄がよく合っていて、一気に読んじゃいました。エロはそんなに激しくは無いですが、序盤からちょこちょこ散りばめられています。
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映画のような作品。神BL!
2015年4月19日
初めて読む作者さんでした。
読んでみたら、、、大当たりでした。
ストーリーの作り込みも上手だし
どのキャラクターも色気があって魅力的。
マッチ売りもいれて長編作品なので、
いっき読みするととっても楽しいですよ!
複雑な関係…
ネタバレ
2013年4月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先に配信されている「マッチ売り」の続きです。
多少前作からの流れも出てくるので、この作品から読んでも理解できるかもしれませんが、ぜひ「マッチ売り」を読んでからの購入をお勧めします。

少々説明しますと、登場人物は、出版社社長で、学生時代の出来事から自分でイクことができず、トンネルでマッチを売りつつ男相手に体も売っていた花城と、そこの唯一の社員であり、密かに花城に惚れている、一筋縄ではいかない凄く捻た眼鏡好きにはたまらんクールな澤、花城がマッチ&体を売っていたトンネルで、友人に貸した本に挟まっていた恋文の半分を、その友人に返すためひたすら待っているようなお人好し且つ花城に惹かれているワンコな学生廣瀬、そして廣瀬に本を借り、廣瀬宛てに恋文を書いたものの、その恋文を盾に澤に脅されて関係を持っている、色っぽい東北出身の学生有原。「マッチ売り」では、澤→花城→←廣瀬←有原だった構図が、この作品では、花城と廣瀬は変わらないものの、本人自覚ないまま澤→(←?)有原という感じになってきてます。

花城がね、なんか可愛いんです。
あれだけ複数相手でないとイケず、男娼までやってたのに、変わるんです。過去を廣瀬に知られたくないって思う所もまた胸キュンでした。
又、あれだけ不遜な態度で、何があっても薄ら笑いを浮かべるような冷徹な澤が、自分が仕組んだ花城との対面の後に、有原が故郷に帰るため上野駅に向かったことを知るや否やすっ飛んで行く所や、ケガをした(させられた)有原との病院での会話も萌えましたね~。

長くなりましたが、終戦直後の雑多な感じや、暗闇部分の生々しさが、さすが草間作品、凄く伝わってきます。
まだ公開中なので、これからどう展開していくのか、とっても楽しみです。
あ、エロ比率は低いです。「マッチ売り」の方が高いかな。
でも何とも言えない色気があるので、どっちかというと、BLにはエロが欲しい私も満足でした。
16話の、まだ男娼をしていた花城が、女性の指をしゃぶるとこなんてもう…ぜひ読んでお確かめください(笑)
マッチ売りつづき
2013年4月9日
マッチ売りの続きです。
メインのカップルはもう心配ないかな?2人が幸せそうだと嬉しいです。花村の過去がダークなだけに。
ただ、まだ有村くんの恋文問題が残っているし、澤との関係もまだまだ…という感じで続きます。まだ完結しません…。
今後の展開が気になります。っていうことで、期待をこめての☆5つです!
こんがらがった糸が自然と解けていくように
2025年3月23日
「マッチ売り」に続き、1枚の恋文に人生を狂わされた4人の男のお話。
「マッチ売り」とは別の作品ページになっていますが、「やぎさん郵便」としては2巻〜4巻にあたる作品です(実際、9話から始まっています)。自然と惹かれ合った廣瀬と花城CP。そして、初めてを奪われた花城に執着していた拗らせ男の澤と廣瀬に片想いしていた有原CP。こんがらがってぐちゃぐちゃになっていた2組が、収まるところにきちんと収まるまでがじっくりと描かれています。前巻同様に雰囲気は独特でとても素敵ですが、説明がとにかく少なく、その割に登場人物が多いので、相関図が欲しくなりました。そんな図解があれば、もう少しお話の内容が分かりやすくなると思いますが、それぞれの関係性を全部自分で読み解かなくてはいけないので、ぱぱっと簡単に読みたい方には複雑で難しく感じられる気がします。純文学的に行間を読むような、味のある漫画だと思いました。
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よかった
2023年3月31日
マッチ売りもそうだったんですが、やっぱりなんだかよくわかんない不思議な魅力を感じました。
拗れた大人の男達の洒落た感じがよかったです。
古風な画、説明の少ない作風にはまった
2021年5月4日
好き嫌い分かれるかもしれませんが、唯一無二の忘れられない作品です。複数刊ありますが、前作の続き。その前作は一巻のみなので、気になった方はまずそちらの購入をオススメします。昭和初期という時代設定ならではの薄暗さ、後ろめたさや妙な青臭さの入り交じった様々なエロス、説明を極力省いた語り口が、手書きならではの古風な画と相性よく、印象に残るシリーズでした。二つのカップルとも、キュンとか萌えよりも、もっと陰があり、もっと欲望に忠実な関係性で、それでいて愛が存在しているところが良かった。分かりやすい物語が多い中で、読み手に物語を紡がせるところ、現代の価値観では受け入れられないものを描き出すところ、独特の画風を徹底させているところなど、大衆作品でありながら文芸作品のような芯も感じ、作者さんに尊敬の念を抱きながら読みました。完結にかなり年月を要したそうですが、まとめ読みできて良かったです。
人間関係の描き方が良かった
2021年2月21日
マッチ売りとタイトルが変わってますが続きもの。
3巻にはやぎさん郵便と前日譚、後日譚掲載。
ちょっと読みにくいですが受に色気があって独特な話です。
廣瀬、花城CPもいいですが澤、有原CPの補う感じが好きです。
花城さんと廣瀬くん目当て
2020年11月20日
正直、やぎさん郵便でメインの澤さんたちがあまり好きではないので、出来たら二組でわけてもらえたらなぁと毎回思います。
廣瀬くん以外は過去にとても悲しいことがあって、それが現在にもまだ繋がっていて、主流のようにとらわれているように思えます。
そこが少しずつほぐれて、知らず知らずに雁字搦めになっていたものから、放たれていく感じが好きです。
ただ、まっち売りとやぎさんでは、澤さんと花城さんの馴れ初めが違うのが、気になります。
場所からして違うし、寮みたいなとこに泊まる理由もなくなるような……。
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面白い!!
2019年12月20日
マッチ売りから続いて…物語は淡々と進んで行きますが、引き込まれます。手紙の行方が、繋がる相手を反映しているかのようで、素敵でした!!薄暗い雰囲気が漂うマッチ売りから、終盤に向けて晴れ渡って行く空のように、スッキリしました。
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いいお話です
2018年3月4日
2カップル4人のお話。4人中3人はあまり幸せとは言えない状態だったのが、それぞれのカップルと出会ってから幸せになりました。ハピエン好きなので良感じです。ただ、リアルタイムではシリーズ完了まで10年かかったとかで、それを一気読みすると淡々と話が流れている感じがしてしまうのが残念かな。ゆっくりじっくり読むのをお勧めします。
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四角関係
2017年9月28日
「マッチ売り」の続きなので、それから読むのが必須。
4人の男の間で恋心が錯綜しているのが面白いです。
個人的には花城×廣瀬の話の方が好みなのですが、やぎさん郵便では澤×有原の話も多く占めるようになります。
草間さんの作品は行間を自分で補って読む必要がありますが、独特の情感のある雰囲気がよいです。
完結までに10年かかってるとのことで、完結してから読んでよかったと思いました。笑。
1巻170ページ、2巻180ページ、3巻182ページ。
完結まで待てなかった
2015年5月19日
読んでしまったら続きが気になるの分かっていたのに!面白い分待つのがツライ。完結したら評価変わると思います。
んー
2017年7月28日
高評価でしたが、あんまりささるものはなかった。全巻買ってみたが変わらず。
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まだ完結してない
2014年11月13日
あまりにも間が空きすぎて、ストーリーにのめり込めない。
作者の作品は、やはり独特の雰囲気があります。
まだ買ってない人は完結してからの方がいいのでは。
合わなかった
2019年9月4日
人気の作家さんの人気作。マッチ売りから続けてこちらの全3巻読みましたが、私には合いませんでした。
絵柄も含め独特な雰囲気のあるので合う人合わない人がいるのかなー?
行間を読む感じとか多くを語らない感じ?が私は苦手でした。
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なんか話題なってたから買いました
2015年8月21日
評価も良かったので、買ってみましたが、私には少し難しかったです😓
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作家名: 草間さかえ
ジャンル: BLマンガ メガネ(BL)
出版社: リブレ