ネタバレ・感想あり君が僕のすべてのレビュー

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他ではない君が全て
ネタバレ
2024年4月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻179P、全表題作+おまけマンガ+あとがき。2巻181P、全表題作+描き下ろし+あとがき。お互い異性が好き。ひとりは身体的精神的に悩みながら、ひとりはその妻に好感を持った事から、とても恋や愛に発展する雰囲気ではない者同士が他の誰でもないお互いを想うまでを丁寧に印象的に描かれている。好きな気持ちに抗う様子もどうしようもなく突っ走っていく様子もとても良かった。
とてもおすすめ!つまり愛です!
2023年10月24日
西田先生の作品はどれも好きだが、こちらの君が僕のすべては本当におすすめです。ストーリーが映画脚本のようで、泣いたり笑ったり、主人公達の幸せを願うばかりです。ラブシーンもHOTですのでおすすめします!
つぶらな瞳を一緒に愛でませんか?
2023年9月13日
西田東作品では数少ない2巻に渡る長編ですので、もちろん読み応えバッチリです。一気読み。そして2巻の途中、涙からのティッシュどこー?です。
覚えてる限り長髪眼鏡男子はお初かも。プラス髭も生やしててス・テ・キ、はあと。
西田先生は、表向きは普通・陽気にしてても、人には見せない影の部分を描くのがとても上手で、今回も魅力的な2人でした。特にオレ様男・武田のギャップが可愛いので、あの無垢でつぶらな瞳を是非見て欲しいです。あざと可愛くない、天性の可愛さよ……。これ見られただけでも買って良かったと思える程。
タイトルの言葉なんて、言われたい愛の言葉ベスト10には絶対入ってるし(個人的ランキング調べ)、結局ベタが1番なのよ、、と勝手に思ってるが、そのタイトルでしかもノンケ同士の恋……。これが萌えない訳無いでしょ〜〜ずるいっ!好き!
アイデンティティ
2023年9月3日
お互い第一印象最悪の出会い、最低のスタートラインからこれでどうやって愛が芽生えるのか慄いた、、、コメディ寄りかと思いきや自己の再生、再構築の愛の物語。素晴らしかった。
すっご……
2023年3月17日
この作品、表紙で少し損をしてる気がする。表紙より、中の二人のほうが色気があってかっこいいです。かなり前に作家買いし、積読になっていた作品。

喫茶店で助けてくれた女性に一目惚れした男性が、その彼女の夫と恋に落ちる物語――。

「…いやちょっと待って?なんで一目惚れした女性のほうじゃなくて、その旦那なの!?!?」と、最初わけがわからなさすぎて笑ってしまった。。

ノンケ同士の恋です。
二人とも、超がつくほどのストレート。
しかも、お互い第一印象は最悪で、妻を取り合うライバル関係。
最初は愛どころか、ぺんぺん草すら生えない感じなんですが………

わは〜〜すっごい、BLになってる…。
見事です。西田先生、すごすぎます――。
この作品、もしかしたら西田先生の入門書にいいかもしれません。とても読みやすく、面白く、先生の凄さがわかる作品。
しかも西田先生の作品の中でも、屈指のイケメンCP…最強です。
この作品、すっっごく面白かった。超オススメです
言葉には
ネタバレ
2023年3月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ なかなかできないものかもしれない。
鍋島はM気質だよなぁ。耐えられないと言っては耐えて。まぁ、爆発はしちゃったけど。武田のアイデンティティ再構築は、鍋島あってのことだよなぁと感じる。知り合いに無精子症の人がいて、やはり沽券にかかったのか、ステレオタイプの幸せが壊れたのか、家庭はあって無いものになった。そのことがあったから、なんとなく武田の気持ちが解らなくもない。本人も説明はできないと思う。武田の喪失感と、これから喪失するかもしれない恐怖を和美は一緒に背負いたかったのにな。でも、鍋島がいた。子どもも考えなくていい、どうしようもなくても、どうしようもなく好きでいてくれる。鍋島も、武田に側にいていいと許され、気難しいお姫様が振り向いてくれた。どうしようもないんだよね。安心感を知ってしまえば。
痛くて清々しくて魅力的な人達
ネタバレ
2022年2月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 西田先生の作品読んでると男性って良くも悪くもこういう生態だったわ。と腑に落ちたりします。そこがとても魅力だと思いました。

鍋島(ハイスペック無職攻)が武田(中卒社長受)に好意を寄せる程、武田の心が壊れてく。武田は言葉より先に手が出るので、濡れ場が痛かった。(しかし武田はセクシー)
武田は妻を確かに愛していたのに、本当に笑ったり本音が言えたのは鍋島で、でもそこにあったのは愛情とも友情とも言い難くて、、
〜からのエピローグでおまけマンガが本編に繋がっていた衝撃。ツヨシーヌのスーツ姿に何故か一番泣いた。これは西田先生独特の荒技ですね。癖になりそう。
大人の男性の不器用さが可愛く見える不思議
ネタバレ
2021年11月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ カフェで紅茶を飲む鍋島司は、仕事もお金も無く彼女にも去られたものの、厚い雲の向こうには太陽が輝いていると自らを鼓舞しています。そんな時に出逢った大人な女性•和美を新たな太陽にと一歩を踏み出したのですが、和美はアメリカで成功した武田剛史の妻でした。鍋島の履歴書に驚いた和美は、とりあえず鍋島を引越したばかりの自宅の片付けに雇います。鍋島が和美に気のあることを知る武田は、鍋島にキツい態度をとりますが、鍋島は真面目さとポジティブさで仕事をこなしてゆきます。高校中退で渡米し成功した武田は、子供を残せないこと、ストレスによるEDとで余裕を失っており、さらに和美が実家に帰ってしまいます。和美がいなくなっても何故か武田の下を去り難い鍋島は、やがてそれが恋なのだと自覚するのでした。
キャラの造形が深いです。武田は学歴や男性としてのコンプレックスを持ちながら、成功するだけの人たらしとも言える素直さ可愛さを持っています。仕事も無く彼女にも捨てられ、せっかくの学識も持ちあぐねている鍋島は、考え方や行動に真っ直ぐな育ちの良さが窺えます。それぞれのプライドや迷いの中、なかなか寄り添えない二人が、お互いがそばにいることを自然と受け入れるようになるまでの過程が描かれます。
さすがの西田作品
2021年10月17日
中卒叩き上げ社長ツヨシ、高学歴お坊っちゃまの鍋島。ノンケ二人がひかれあい、傷つけあう。ツヨシの妻でなかなかさっぱりしているいい女の和美が、いいスパイスになっています。二人とも、陰陽な面のどちらももっていて、そして少し臆病な面もある。この作者さんはスーツ姿のおじさんを描くのがうまいです。決して美化しない。面白い作品でした。
さすが…
2021年7月7日
西田先生の作品はドラマティックだなぁ…
こうゆう話を描ける人って、少ないような気がします。
あまり年齢が若い人だと響かないかもしれないですけど、なんか映像化されてもおかしくないような丁寧で端正な作りだと感じます。でも西田先生の絵ありきなのでどんな役者が演じてもダメかな〜 男のダメさと可愛さを描かせたらピカイチの作家さんですよね。
愛こそすべてでした
ネタバレ
2021年5月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 全2巻。東さん名義作品。
西田さん短編の話もオチもキャラも大好きで、いつももっと先を知りたいと思う気持ちが叶ったこちらは2巻掛けてじっくり読める好きな話です。

賢くカッコイイ女性(和美)の存在感がある中、面倒くさい男二人がぶつかり合い傷つけ合って結ばれる話。
ドラマチックな人間ドラマでした。

出会った時は、婚約者に逃げられた無職と既婚者の二人→
高学歴坊ちゃん鍋島(バイト)×中卒叩き上げ社長武田の話。

正反対タイプの合わないオジサン二人が少年の様にダサくぶつかり合い、でもちゃんとオトナの男の魅力があるから毎度西田さんにはやられます。感動の着地からの→ツヨシーヌ→ネコ耳BL→象鼻BLの破壊力最高(笑)感動を返して〜!!
作者の大ファンです。
ネタバレ
2019年9月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ いろいろありましたが最後はハッピーエンドで良かったです。
考えさせられることもありました。
面白かったです。
2019年5月20日
話の内容・絵・エロ・キュン・萌え、この要素がそろってないと文句を言うような、私みたいな読者には、機嫌の悪い赤ちゃんにおしゃ〇りを与えるみたいに、西田東(ヒガシ)作品を与えておけばいい。もうそうしとけ。と思うぐらいに間違いない感じで面白かったです。スカッシュのシーンですごく盛り上がりました。
すごく良かったです。
2017年8月17日
表立っては、武田が”陽”で鍋島が”陰”のようなのだけれど、実は武田の”陰”を鍋島の”陽”が補っているように読みました。
西田先生の独特の絵柄なんだけど、表情が良かった。
全体に色気があった。鍋島の敬語が良かった。
西田作品の長編は、やっぱり良いです。
ノンケの書き方が尋常じゃなくうまい
2017年2月7日
粗雑で無神経な男(受)と女々しい夢見がち男(攻)、二人とも大人げない男です。この作家さんは、男ってバカだわ〜と思わせる、女からみるとしょーもないプライドを動機としたドラマチックなストーリー展開が持ち味だと思っています。他の作家さんにないリアルで奥深い人間ドラマ的なBLを描かれているように思います。起承転結の各シーンで心揺さぶられ、読後の余韻が気持ちいい。女を男に置き換えたようなBLに飽きた方にオススメ!
文句なし!
2017年1月16日
もう文句なしの☆5つです!何度も読み返してます。何故だか読みたくなる西田東先生。
これはもうドラマ
ネタバレ
2016年12月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 単純に受けの金髪さんがドストライクで読み始めたんですけど、途中からただただ物語に引き込まれました…男としてのプライド、同性を愛する難しさ、人を愛するということ、綺麗事だけじゃない葛藤や苦悩の連続でBLというより人間ドラマとして面白かったです!
面白い!
2015年12月21日
大好きな作品です。登場人物たちがしっかりと生きていて、また、主役の二人がきちんと男性で、素晴らしい。続編、期待してます。
ドキドキ
2015年10月8日
久しぶりにこの作者さんの作品を読みました。この作者さんの作品は、人生がかかってる。惚れた腫れたじゃない。それだけじゃすまない。生きるために愛し、愛するために生きてる。重厚でした。素晴らしい作品です。
安定の
2015年8月29日
安定の西田ワールド。面白さに間違いがない。最後のあとがきが楽しみだったりする(笑)
作者買い
2015年8月10日
この作者さんは感情のやりとりを描くのがとても上手い。どの作品を読んでもハズレなし。エロは少なめだが、読む価値あり。絵は独自なので、好き嫌いはあると思う。
先生の心理描写がとても好みです。
2015年8月9日
絵はとても男性らしく、綺麗というより、現実的でそれがとても登場人物の心理描写をより良くみせてるような、そんな作者さんなので買いました。続き楽しみです。
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ノンケ ✕ ノンケ
2022年9月25日
面白かったです。
この作者さんの描く男性はわりとリアルで、ゲイ受は経験豊富だから苦手なんだけど、ノンケ受は男らしくてナヨナヨしてないし、ノンケらしく身持ちも固いので安心して読めます。
この作品は失恋した上に現在無職の攻が受の妻に一目惚れしたところから始まります。
初対面ではお互いに悪印象しかなかった二人ですが、受は俺様ではあるけど、一代で大きな会社を築いただけあって天性の人たらしであり、つれない態度を取られながらも攻はそんな受に惹かれて行きます。
ノンケ男性らしく仕事を優先したり、攻を受け入れることに抵抗し続ける受がリアルでした。自分が男からの性的な対象にされることに全く思い至らないところは、BLの受の無防備さではなく、「まあ普通はそうだよね。」と感じられて良かったです。腹立たしいところもあるんだけど、危なっかしさに対するイライラはないんですよね。
この作者さんはあんまりエロは多くないんだけど、最後の両思いエッチはもっと読みたかったなー。甘々ラブラブじゃないのは仕方ないけど、せめて濃厚なエッチが欲しかった…。
甘さの無いドラマ
2021年6月26日
2人の細かな心情を丁寧に描いていますが上下巻でBLの甘さや萌えポイントはほとんど無いです。ただ、ぐっと心を掴まれるシーンがいくつもあり読み応えはありました。面白かったです。割引で購入したので大満足です
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読み応え
2020年3月11日
好きな作家さんです。いつも引き込まれる話でガッツリ読み応えあります。ギャグとシリアスのバランスも良いんですよね
余韻が良いのか悪いのか?
2017年3月17日
読み終わった後の余韻が自分でも好きなのか嫌いなのか分からない作品です。でも、西田東さんの作品、ついつい読んじゃうんです。話は本当にいつも上手に進むので引き込まれます。でも、最後は何とも言えない感覚になるんです。。。
じんわりくる漫画
2015年8月6日
読み始めは、絵が下手で読む気失せるな〜と思ったのですが、じんわりとはまっていきました。
好き嫌いがある絵だと思いますが、中身にはまるとこの絵だからいいのかもと思えます。
主人公より社長が気になる!
2014年3月16日
大人なストーリーで、まだ続くようです。
高学歴なのに無職な主人公。ひょんな事で知り合った女性に仕事を紹介してもらうが、会社の社長は彼女の旦那。この旦那がヤキモチ焼きでコンプレックス抱えまくり…と思いきや、結構深刻な悩みを抱えているんです。なんか可哀想に思えてきた頃に、これまた可哀想な事が起こるんです!そこにつけ込む主人公。
期待を込めて☆☆☆☆!
男の大人の恋愛
ネタバレ
2024年9月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 無精子症、それが原因のED。男としての自信を無くし自身のアイデンティティまでも揺るがしてしまい、夫婦の関係まで悪くなってしまう負のスパイラル。精子なんて購入すればいい、別に生物学的な実子でなくても自分の子供だしそれでも十分可愛いでしょう。それでEDになりあんなに仲良かった奥さんとギクシャクしてしまうのはあまりにももったい、な〜んて部外者が言うのは何と簡単な事でしょう。高校中退から外国で実業家として成功した彼のプライベートでの挫折はその人格までに影響を及ぼしキリキリさせられました。もう一人の主人公も経済的に恵まれた良家の出身で頭も良くスポーツも出来てモテモテ、でも婚約者には振られて人生初の挫折を味わってしまう。そんな彼が素敵な女性に恋をし、その夫、嫌な野郎のふとした事が気になってしまう。そして相手の仕草に目をとめ、笑顔が見たいと思ってしまう。どうして人は恋をするでしょう、たとえ報われない想いでも、ただ好きでいたいとか、側に居たいとか想うのでしょう? 辛いことがあった後には幸せが待っている、このお話しのようにそれが常であればいいのに。甘くないBLのお話しでした。実業家の彼は少年の様なところがありそれが危なかしく魅力的でもありました。
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雰囲気は好き
2017年3月18日
評価が高かったので読んでみましたが、あまり萌えられませんでした~残念!2巻の最後でやっと結ばれる感じなので、もっといちゃラブ見たかったです。作品の雰囲気は好きなので、時間をおいて読んだらまた感想変わるかな?
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独特な独特な‥
2017年2月26日
絵が上手いんだか下手なんだかよくわからなくて、背景もちょっと白っぽいので、手抜きなのか?スタイルなのか?ともやもやしながらも、実はこの作品以外にもこの方の作品をいくつも読んじゃいました(笑) 何か独特な世界なんですよ‼シリアスの中にいい具合にギャグのスパイスが効いていて、そこはかとなく昭和臭が漂ってくるのは何故だろう?
もやもやしながらも、はまってしまう不思議な魅力のある作家さんです。絵がちょっとやっぱり雜かな~、もちょっと丁寧に描いてくれたらと願って星3つ。スミマセン。
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作家名: 西田東
ジャンル: BLマンガ
出版社: 新書館