ネタバレ・感想ありエンド オブ ザ ワールドのレビュー

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マンガを超えてる
2024年8月3日
表題作、すごくほっこりするお話でした。空気がゆっくり流れて行くような、独特の静寂感に引き込まれ、読後感がすごく良かったです。こういう感覚を持った作家さんは珍しく、マンガというより芸術に近いような。絵も無駄な線をすべて取り除き、ピュアさと透明感だけを残しているのがステキです。
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自分だけの世界を終わらせる瞬間が美しい!
2023年7月24日
理数系の中にたまにいる数字を絵画や音楽に捉えられる人。私にはさっぱり分からない世界だけど、教授の才能や感性が孤独を助長させてきたのは分かる。人と相容れない才能は自分1人で耕すしかないのです。でもそこにフラッと現れて普通に入り込み寄り添ってくれた友坂君。このナチュラルさこそ教授の1番欲しかったものそのもの。そしてのちに見せる友坂君の誰にも論破出来ないブレない愛情も印象的で良かったです。
10年発行短編集。表題作の雰囲気が好き
2022年9月12日
新刊の「お兄ちゃんはオメガかもしれない」は地雷があって自分には合わなかったのだけど、力ある作者さんだとは思って積読の過去作品読んでみました。2010年発行の短編集。4話収録です。どうやら私にとっては作品によって評価が分かれるようで、後半の2話はアンソロジー初出のせいかエロメインで納得いかないオチだったのですが、表題作含む前半2話が良かった〜。特に表題作の人とは違った感覚を持つ天才数学科教授と教授を慕う院生のお話は、純粋な教授の目からみた外界のイメージも独特で綺麗で、雰囲気があって大好きでした。10年以上前に描かれた作品ですが、この路線のお話がもっと読みたい。。
私は神童ではなかったけれど
ネタバレ
2022年1月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作、姉川教授と自分を重ねてしまいました。
そして、本作の後に読んだ『車輪の下』の友くんが重なりました。

私も幼い頃から、誰かと出会えば決まって「変わってるよね」と言われ続けた様な人間なので、周りが一歩引く空気とか、ズレている孤独とか恐怖みたいなもの凄く分かります。
誰にも見せない自分だけの世界作ってました…いや進行形かな(笑)

そして『車輪〜』の友くん同様、他人からのイメージと実際の自分とのギャップがかなりあるらしく、本当の自分を知って驚かれたり引かれる事が多々ありました。なので、友くんが自分を見失ってしまった気持ちもすごく分かる。

私の中で、本作の友坂君と篠田は同じ様な存在でした。
主人公の隠すように抱えていた自己を認めてくれて、閉ざされた世界から引き出してくれた人。
自分と重ねて、そういう人と巡り会った時の世界の変わり様を追体験しました。

両作を読んで、ありきたりですが、ありのままで居られる事が素敵だと感じました。
そして誰かと関係を築く前に、自分の世界を認める事が不可欠な気がしました。
それにはその世界を認めて分かっていてくれる人間も不可欠だと思います。
たった一人で良いんです。
親子、恋人、夫婦、友人、又はそれに当てはまらない人と人としてであっても良いと思います。

本作のお弁当屋さんもそうですが、私は真行寺先生の作品から、生きるのに不器用な人間への愛みたいなのを感じてしまいます。
大好きな作者さんです。
作者買い
2022年1月1日
少し変わってて可愛いストーリーでした!面白かったです!
教授のヒゲ無かったらもっと好きだったかも。
他のお話もとても良かったです♪
優しい〜お話
2018年5月30日
好きです、このなんとも言えない感じ。お得な割引中に買いました。そんなチャンスには是非どうぞ。
立ち読み信じて正解
2017年6月4日
絵がやわらかくて雰囲気がよくて好みだったので、レビューないけど試しに購入。結果最初の雰囲気通りにほんわかした表題作でした。あとのお話も続きをぜひ読みたい感じで、これからチェックしたい作家さんです。
ほっこり可愛い!1冊の雰囲気が良い。
2017年6月4日
175ページ、表題作3話(4コマおまけ1p付)+短編3つ、計4作品。

すーっごく印象に残ったヴェリタスの作者さんだったので読んでみましたが、まったく作風が違いました。
でも、面白かった!
すごく好きでした。
1冊表題作で読みたかった~(泣)。

教授がキュートです。
子供の時がこれまた可愛かったのに、ちょび髭いらない!って思ったけど、それでも可愛い(笑)。
友坂くん視点のせいか、彼の気持ちがすごくわかります(笑)。
食べてる教授も、一生懸命なのも、緊張してるのも、これまた愛らしい(笑)
総一郎の葉っパも素敵でした(笑)。

おとぎ話のようなファンタジーのような、ちょっと現実離れしたお話なんですが、絵も可愛くてどこかほっこりさせられます。
1冊、そんな雰囲気のお話ばかりでしたので1冊のまとまりがよく、満足感がありました。
でもどのお話も好きだったので、どれも続きが読みたくなり、そこが残念でした!

短いし、時にギャグのような話なのでラブラブはあまりないですが、心が和むお話が好きな方にはぜひオススメします。
お話的には星4くらいでしょうが、レビューがないのが不思議なほど雰囲気がとても良かったので応援も込めて、おまけの星5。
良かったです
2022年12月10日
表題作のお話が可愛くて大好きです。最初は受けにヒゲが生えてたのでどうかな~と思っていたのですが、それを上回るほわわんな可愛い雰囲気に気にならなくなりました。お弁当屋さんのお話も良かったです。他2作品はエロメインのようです。
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詰め合わせいろいろ
ネタバレ
2022年1月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 4つの物語が入っています。表題作は教授がぶりッこオジサンみたいで苦手でした。すみません個人の感想です。せめてヒゲがなければ。教授の学友が出てくるところはよかったです。あとお弁当屋さんと軍人と皇子&軍の総大将のお話。3つ目4つ目はGUSHさんのテーマ別オムニバス「育成・調教」「ドS攻」からなのでサクッとアッサリ。絵が変遷しています。3つ目の「ウィンクテ」(男女、スー族の社会における男性同性愛者)の絵が1番好きです。中尉がイケメンでした。この後が読みたいですが、何も生まれないのでしょうね。全体的にちょっとレトロな感じを受けますが、おもしろかったです。星3.8くらい。
2010年6月 総175ページ 修正はぼんやりした白抜き、ごく一部トーン、モザイク。
かなり異色です
2019年4月4日
そこに愛があるのかないのか、ファンタジーなのか幻覚なのか、妄想なのか、イケメン同士の普通のBLとは全く違います。好き嫌いが分かれそうです。
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おじさま萌え☘
2018年8月2日
真行寺先生の描くおじさまはとにかく可愛い(*´-`)
癒されまくります。
メルヘン過ぎて妄想はできん(笑)
2022年12月21日
最初の2つの話は、ほんわか癒し系で好きです。教授は可愛いすぎて恋愛ものとしては妄想が捗らない(笑)ですが、観察してたい魅力はありました。お弁当の方も可愛い物語で、その後が知りたくなりました
私には合わなかったな
2022年12月18日
受けがチョビ髭は、無理だ…。萎える。
いくつか短編が入ってて、表題作含め不思議系が多いかな?私はお弁当屋さんの話が一番好き。
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短編集
2022年7月24日
表題作の天才ゆえに周りの人間と距離をあけて生きてきた教授から見える世界が童話ぽくて面白かった。
そして人間が童話のキャラクターのように見えるのがその人の内面を表しているっていうのが不思議でよかった。
絵が可愛い系だからおじさん感が薄いかな。
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お弁当屋さんの話
2020年10月21日
お弁当屋さんの話が好き。
ストーリーだけじゃなく、夢のなかの攻略マニュアルとか、会いたいという気持ちにたどり着く表現とかがよかった。
優しいお話
2018年5月10日
オムニバス。表題作の教授の話が全部だったら良かったの、、、。これからってとこで終わっちゃったから、2人の続きが気になります。
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作者さんと好みのタイプにズレがあった
ネタバレ
2022年7月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 175ページ。
表題のシリーズ3篇+読み切り3篇。
後半2つの読切は、シチュエーションでエロを楽しむタイプ。
・表題作シリーズ 天才が自分を守るために構築した世界、というのに惹かれたので購入。閉じた世界から引っ張り出してもらえる話。設定は好きですが、教授があまりにも可愛らしすぎて、おじさんらしさを感じられず苦手。天才らしさも見えなかった。つまづいてしまったのが漫画表現で、コマの角を丸くしてあったのがいけなかった……。教授が「他人を現実とは違う姿で見ている」という設定から、角の丸いコマからは想像上の世界に入るのかな、と思って読んでたんですが、違かった。ただコマの角が丸いだけでした。また、教授から見える他人の姿が「教授が想像した他人の内面」ではなく「他人そのもの」になってしまっていたのが残念。世界は見る人の数だけある派閥に属しているので、作品テーマ的にもそこのズレを見せてくれると思ったんですが違かった。
・『ストーミー・マンディ』リーマンと弁当屋の出会い。ほんわか。これが一番良かった。
・『ウィンクテ』謎の民族に囚われた上官と部下。
・『課外授業』どこか異国の少年皇子と軍の総大将。作者さんはこういうタイプのおじさんが好きなんだろうな、と思いました。残念ながら、自分の好みと合わないことが確定。
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作家名: 真行寺ツミコ
ジャンル: BLマンガ
出版社: 海王社
雑誌: GUSH COMICS