ネタバレ・感想ありThe Mark of Watzelのレビュー

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ブラウン管の中の君は永久に輝く
2023年5月14日
人気TVドラマの主役で一世を風靡した俳優ジェイソン。今は借金で首が回らず、詐欺まがいの営業マンとして暮らしていた。
ある日、謎の実業家に「娘を騙してほしい」と依頼され――。

島で教えてもらった作品。
この作品、表紙より中身のほうが派手で鮮やか。
とにかく絵が素晴らしいです。
無茶苦茶かわいい、カッコイイ。
すっきりと洗練された線。鮮やかな動き。美しい背景。
とても魅力的な人物が生き生きと描かれていて、ハラハラドキドキのストーリー。

この作品、読んでいてすごく気持ちいいです。
なんだろう…「チャーリーとチョコレート工場」的な気持ちよさ。絵と音楽がぴったりマッチしていて、衛兵の戦闘シーンがすっごく可愛くてコミカル。読み終わって数日経っているのですが、今もアホみたいに読み返してる。読み返すのがやめられない。
この作品、すっっっっっごくよかった。
超超超オススメです。

ボンパパボンパ ボンパパボンパ ボンパパボンパ ズンパッパー…
捻くれ者をもボロ泣かせる威力
2023年4月30日
187ページ。
王道にして感動作。そこに温かみある絵柄がベストマッチ、夢の中でのおもちゃの兵隊との戦闘シーンが軽快な音楽に合わせて踊っているかのようで素晴らしいです。ファンタジック!
難病の少女と三人の男のヒューマンドラマ、男はそれぞれにダメ感があり、それぞれに少女と向き合うことで自分の中の「怪傑ワッツェル」を取り戻す、そんな話だったように思います。
背景小物の描き込みも細かく、クライマックスの展開への布石もきちんと描かれており、描かずにいきなり出して驚かせる手法ではないのが非常に好み。隅々までゆっくり眺めながら楽しみたい、良作。
劇中ドラマ「怪傑ワッツェル」のテーマソングを実際に聴いてみたいので映画化してほしい。
とても良い作品
2017年1月17日
病と戦う女の子と、その側にあってそれぞれと戦う三人の大人の話。絵は纏まっており読みやすいです。アクションあり、涙あり、素敵な伯父さんあり。男性向け要素は希薄。試し読みをして、お?と思ったら買って損はないかと。
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私にはちょっと難しいものがあった
2024年12月29日
女の子にとってはヒーローが、他の大人達にはそうでもない。その現実の辛さ。
病と闘う人間にとっての気持ちと容態の事実。
辛い気もしたし、夢を見ているだけの気もして、ストーリーに心を寄せにくいところがあった。
何より、そのヒーローが…!

病で闘う相手の病魔の描写に、メルヘンを、感じた。
ハートフルなお話
2017年1月18日
こころ温まるお話。青年漫画のいうくくりではない、優しいお話。ナニヲ信じるのか?その想いの強さは?できすぎ感、なきにしもあらず。でも、素敵な世界です。
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