ネタバレ・感想あり文房具ワルツのレビュー

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共に育つ文房具
2022年12月14日
文房具側の視点での物語か新鮮で面白かったです。
小さい頃からお世話になり続ける文房具は、人生の節目で必ず助けてくれてるなぁと改めて思いました。
万年筆は紺碧の涙を流すか
2021年12月15日
大好きな作家さんで、先生の作品はほとんど読んでる。その中でもこれは特に好きな作品。

擬人化した文房具が、ご主人の人間を観察している短編集。
とても豊かで、美しい世界が広がっています。
どの短編もすごくいいけど、青いコンパスの話が特に好き。

この作品、もう紙版は販売されてないみたい。
ワイド版で定価940円(税別)でした。この金額でも十分満足できる作品なのですが、電子版の金額を見てびっくり。550円てマジですか。。
販売終了の作品って、昔だったらプレミアがついたものを泣きながら取り寄せていたものですが、本当に便利な世の中になったものですね。

この金額ならものすごくお買い得です。
綺麗で優しくて温かくて切ない。
すっごく素敵な作品。おすすめです
登場人物全てが魅力的
2018年10月22日
涙雨セレナーデの作者さん買いです。文房具ワルツはもともと本誌で読んでいましたが、こうしてまとめて読むと1話ずつちゃんと繋がりがあって、改めて読み応えのある素敵な作品だなと思いました。文房具に宿った魂(?)とその持ち主たちの物語。ところどころジーンとしたり考えさせられる場面があり、読み終わった後はほのぼのとした優しい気持ちになれます。
文房具が可愛い妖精
2019年4月21日
話の内容に入り込むまで時間がかかりましたが、文房具が妖精のように動いたり話したりしていて、じわじわと嵌りました。

絵のタッチがすごく好きです☺️
人やモノが愛おしくなる
2019年1月7日
文房具が小ちゃな妖精みたいにあれこれ言っているのが可愛くて、また使われない文房具たちの切なさも伝わってきてじーんとした。こんなふうにモノに魂が宿ってるのかも…と想像して、改めて身の周りのモノたちが愛おしく思えてきた。人間の登場人物たちもみんな魅力的で、文房具と人間側それぞれにドラマがあり楽しく読んだ。ドラマチックな展開はないけれど、読後は爽やかであたたかい気持ちでいっぱいになった。
もうちょっと深く読みたかった
2019年4月14日
河内さんの長編漫画の色っぽさが好きで購入。
文房具を擬人化した一話読み切り形式の連作です。間違いなく良作なのですが、読み切り形式なので各話のボリュームがもう少し欲しいという思いが。各キャラの「この話の間の出来事を詳しく読みたかった」とか「えっ、その後が気になるんだけど」という物足りなさを感じてしまいました。
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作家名: 河内遙
出版社: 小学館
雑誌: フラワーズ