このシリーズ全て読ませて頂きました✨
コレは、本当レビューに困りますね。重くて、ドロドロ、地雷もたくさん…人間のブラックな部分である執着心、独占欲、支配、依存、洗脳などてんこ盛りなので、ずしーぃんと錘がのしかかって来ます。
ただ、やはり凄い作品なのは間違いない。この時代設定だからこそ、この奇妙な世界感が出て妖艶なんです。そこで、こちら本編からガッツリ行くのではなく他のシリーズ作品で慣らし、興味を持ったら本編購入でもいいのでは?と思いました。私的に他のシリーズでかなり心が救われ、本編がさらに読みやすくなりました。読み返すとまた違うんですよね。
こういう流れで読めば辛くてキツいだけでなく、違うアングルで読むことが出来、でりこ先生の凄さを感じることができるかと思いました。
①「蟷螂の檻 私の坊ちゃん〜」 → ②「演技の裏側、お見せします〜」( こちらは完結ではありません。こういう設定を頂けることで心が救われる) →③「蟷螂の檻」(本編) → ④「蟷螂の檻 〜艶屋敷〜」
これは、あくまで既に本編が気になって試し読みしたりレビュー読んだりで購入を悩んでる方のご参考までに。
大変癖のある作品ですが、人間のEgoであるドロドロしてる様を見るには特化してる作品だと思います。歪で異様な恋、いや愛と呼ぶべきか…不気味な世界を覗き見たい方は是非💗