この作品に嵌るか否かは、絵の好みと、ビジュが攻めが普通の鼻垂れ小僧で体も華奢で頼りないし、みっともない程で全力で「秋山くん」が好きで縋り付くレベルで必死過ぎる所を受け入れられるか?では無いかと思う。
まぁとにかく攻めが、受けを大好き。ブレない愛を注ぎ続ける。嬉しくて尻ごと尻尾をふりまくる愛犬のようなのだ。絶対に裏切らないと思わせる健気を通り越して気持ち悪い、怖いわお前って程に。
このタイトルが「秋山くん」なのは、もう秋山くん秋山くん秋山くーん!溢れんばかりの愛情がパンパンに詰まっててる作品だから。そんな気がする。
冒頭の複数で集まった男友達の悪ふざけから微妙な空気になるシーンや、涙や鼻水まみれでも、どんな時も好きを伝える狂人じみた冴えない攻めに、始めは違和感感じたが読んでる内に健気で一途な姿に頑張れと応援してしまう自分がいた。
2人の絆や成長が見れてウルッとする場面も有り彼等の成長を見守れて幸せだった。素敵なCPだった。
ポンコツヘタレ執着忠犬攻め×ヤンキー長髪美人受けCP。
なさるシーンは多めで白抜きだが、愛情溢れてて何かエロい。
始めの印象と違う作品。つい後から思い出して何度か読み直してしまう印象に残る作品。