このレビューはネタバレを含みます▼
人間と見た目が同じだけど特殊な能力を持っている人類と違う新種「ノイド」。人外ものです(でも見た目は一緒)。必ずもう一度読みたくなる系の作品でした。記憶を無くした謎の青年(ニア)と青年を拾ったサラリーマン(ケイジ)、2人は山奥でひっそりと暮らしています。自分とは違うものとどうつき合っていくか、差異を認め、おそれを乗り越えて共存できるかというのがテーマで、ノイドに関わらず色々と考えさせられました。ノイドについては深く掘り下げていません。そこらへんを上下巻くらいでやっていただきたかったです。愛の救う星?愛の掬う星?愛の巣くう星?作者様のメッセージが込められているのかなと思いました。
2020年11月 総184ページ 修正=見えない構図、一部白抜き。