このレビューはネタバレを含みます▼
絵がぞくっとするくらい綺麗。
1～２巻は読むのがかなり辛かった。ものすごく画力のある作家さんなので、残酷な描写が本気で怖い。
購読を悩んでいる人は、そこらへんはかなり覚悟をして読んだほうがいいと思います。
自分は残酷な描写には結構耐性がある方だと思っていたのですが、それでも３巻のシーンでは気を失いそうになりました。
でもそんなにストレスを感じながらでも、頑張って読む価値はあります。保証します。
二巻の途中から大どんでん返しが待っていて、４巻でようやく今までの伏線がすべて回収され、１巻に話が戻ります。その展開がお見事で、ちゃんとラブもありました。
この物語のなかで、二人は重大で辛い選択をします。
死ぬより最悪な道を選んでしまう。
だけどそれは自分のトラウマを克服するためではなく、ひとえに犯人を逮捕するためにその道を選んだのだと思います。そこがもう本当にかっこよくて泣ける。
４巻で一応話がひと区切りつきます。
多分今から新章に入ると思うのですが、最後は二人が幸せになることを心から祈ります。
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