皇帝と怪物
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皇帝と怪物

akabeko

今後の展開に期待

2021年8月2日
akabeko 先生の新刊は初めての中華風ファンタジー。傀儡の若き皇帝が奸臣の悪行と自らの力の無さに絶望して、開けてしまった霊廟の棺から出てきたのは、、、
先生のお得意とするのがねっとりとした心の機微だったり、嫉妬と性衝動の狭間だったりと、ファンタジーとはかなり対極にあるので、新境地でバトルシーンやファンタジーの人物設定を描くのがなかなか難しそうだなーと思ったり。akabeko 先生なので最初の期待値が高すぎたこともありますが。まだ続くようなので、これからの展開に期待です。
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