放浪犬と迷い猫【SS付き電子限定版】
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放浪犬と迷い猫【SS付き電子限定版】

九號

とても好きな絵を描く作者さん

ネタバレ
2021年10月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ ずっと前のセールで積読から。イギリスから7年ぶりに戻ってきた気鋭の画家、加瀬と美術雑誌編集者、吉見のお話。ふたりは美大時代にニコイチだったけど、加瀬がイギリスへ留学して以来音信不通で、過去に何かあったみたいで。。というお話。ゲイの吉見が色んな人と回想でほぼ1話1エチしてる(しかもかなり濃い)ので、地雷な人もいる、かも。ストーリー上仕方ないかもしれませんが、加瀬とのエチのインパクトが薄れてしまったかもしれない。。でも、先生のエチの描き方擬音が多過ぎず少な過ぎずですごく好きです。18年の作品ですが絵隅々まで丁寧に描かれていて、とても読みやすく臨場感ありますね。
で、あーまたもや気になるビザ事情考察。(すみません、書くけど読み飛ばしていいです) イギリス大学留学から卒業後気鋭の画家として活動してるそうなので学生ビザからの切り替えかな、でもTier1アーティストビザの取得はとても難しいので、きっと世界的に有名な賞をとったか、ものすごく太いスポンサーがついてるはず。放浪の画家だそうですが、1年に180日以上イギリスを離れると居住してないとみなされて永住権取れなくなってしまうから、放浪してるのはイギリス国内ですね。永住権とるなら日本滞在は180日以内にして、早くイギリス戻ったほうがいいですよ〜。
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