期限切れの初恋
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期限切れの初恋

糸井のぞ/木原音瀬

作画、原作、共に実力派の強力タッグ作品

2021年10月26日
作画担当の糸井のぞ先生は女性漫画もBLも描けてとても実力のある作家さん。原作小説の木原先生も有名な方で(実は初読み)、タッグをくんだコミカライズのこの作品、読むのが楽しみでした。小説と表紙が対になってますね。
大学の目立つ同級生になぜかキャンプサークルに誘われて、ずっと想いを寄せていたけど言い出せずに卒業。6年後の友達の結婚式で再会できるかと少し期待してたら、その人は友人に借金を重ねていて連絡が取れなくなっていた。。
青春のキャンプサークルが羨ましい〜。サークル内でチラチラ気になる彼をみてる甘酸っぱい日々の回想と、現在の彼の状況の落差が激しくて厳しい。かなり重い展開で最後まで一気に読ませます。
個人的にどうでもいい話ですが、この作品、シーズンほぼ終わりの極寒キャンプ中の寝袋で読みましたよ。。北方キャンプのアドバイスとしては、寝袋はとにかく暖かいのを買うのが良いです。でないと死にます。日本はキャンプシーズン長くていいですよね。。最近のレビュー頻度が落ちてたのもそのせいですが、それでもレビュー強化月間なので、毎日1話上げてたのをレビューの神様に褒められたい。
最近、フォローしてる方が小説版のレビューをされていて、漫画は小説版の途中までと教えて下さったので、ある程度心構えして読めました。余韻があるラストなので、これで終わりと言われても私は大丈夫でした。小説番外編でその後の話も少し出てるので、補完されます。でも小説もとても良さそうなので読んでみますね〜。
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