青のフラッグ
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青のフラッグ

KAITO

全中高生に読んでもらうのだめ?

ネタバレ
2021年10月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 電子コミック読み始めてみると凄く情操教育に良いのではないかと思う作品がたくさんありますよね。この作品は主にLGBTQですけども。
作中、登場人物たちが自分の見解を話すんです。
(眼鏡無いと読めんのよ~字が小さくて(笑)年ですから。)
偏ってもいいのよ。日和ってもいい。じゃぁどうなんだよ!って感情動かされて何話してるかわかんなくなっちゃうくらい暴走してもいいと思うんです。
自分はどう動くのか。自分を好きになったり嫌いになったり、行動を起こしたことを後悔したりほめてあげたり。そうやって全身で受け止めて考えて感じることって大事でしょ。
高校三年生、人生の岐路に立たされる時ですよね。
そんな時に出会ってしまった3人。一ノ瀬とトーマと二葉。一ノ瀬を中心に物語は進んでいきますが幼馴染で一途なトーマの穏やかに見えて本当に切ない想いや、真っすぐで思いやりにあふれてる消極的な二葉の芯の強さが巻を追うごとに個性豊かに表れてきます。
3人の周りの高校生たちも凄くいいのよ。めちゃくちゃだったりもするけど18年分の経験と感情をぶつけてるシーンがすごくよかったな。
エンディングは私の中ではかなりの感動でした。ええ~!って二分するエンディングかもしれないんですけど私は最高だったと思う。
トーマ目線だけだったこともニクイ演出!ちょいちょいトーマ目線出てきますが作者様はトーマなんかな?(笑)

心も頭も柔軟で何でも吸収する中高生に読んでもらいたいなぁ~。
どう思うのかなぁ~。
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