手を伸ばしたら、つばさ
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手を伸ばしたら、つばさ

山田ノノノ

里見の身体の妖艶さに釘付けです👁😍

ネタバレ
2021年11月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 新刊作者さん買いです。Twitterのコミックス発売告知で第1話の冒頭を試し読みした時に、衣服を脱いだ里見の身体や射抜くような目の妖艶さに一目で魅了されてしまい、今日の電子発売日をとても楽しみにしていました!
さて本作品は、大学の同じ研究室に編入してきた訳ありイケメンの里見×鳥ロボを研究する島育ちの力良のお話で、表題作のみ全5話+描き下ろしで合計220ページ。その能力の高さで研究室でも一目置かれる里見の、向かいのマンションに住む力良。力良が偶然里見の身体に刻まれたタトゥーを見てしまって以降、二人の距離がググッと縮まりますが、はたしてこれは本当に偶然だったのか!?まず里見の吸引力がすごい。性格とか見た目とか、そしてその秘密まで、目を引き付けて離さない魅力がありました。一見明るくて人当たりが良く見える里見ですが、過去の家庭環境から仄暗い部分もあって、その危うい感じがとても良く表現されていました。そんな里見だから、真っ直ぐな力良に惹かれたんだろうなと。お互いが必要な時に助け合える、とても良い関係になったと思います。一瞬、里見が粘着執着系なのかなと思ったんですが、あれはストーカーを捕まえるためだった?その辺りはちょっとハッキリしなかったですが、星の数を減らす程ではなかったです。絵はスッキリ見やすくとても丁寧でした。表紙もそうなんですが、抜けるような青空とそれを映す里見と力良の目がとても印象的でした。修正が悲しみのガッツリ白抜きだったのが唯一のマイナスポイントです。
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