志乃ちゃんは自分の名前が言えない
」のレビュー

志乃ちゃんは自分の名前が言えない

押見修造

直球でズドンとくる

2021年12月21日
読み放題です。
タイトルの通り、吃音症のため自分の名前が言えない志乃。
ストーリーすごくシンプルなんですけど、
熱量というか、登場人物の心の叫びの様なパワーが凄かったです。
加代、菊地との関わりも、美化がなく最後まで嘘が無いな…と思いました。
そこがすごく良かった。
あとがきを読んで納得しました。

感動したというよりは、漫画を通して作者さんから届く何かに心が揺れたという気持ちです。
直球でボールを投げられた様な。
泣けるとか、感動するのとは違う観点から描かれた作品だと思います。
だから届くものがあります。
純粋にすごいなと思いました。
初めての作者さんですが、他作も読んでみたくなりました。
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