友人と恋人 ~三上と里&あかりと彼 作品集~
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友人と恋人 ~三上と里&あかりと彼 作品集~

鶴亀まよ

表紙からして感無量😢

ネタバレ
2022年2月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ スピン元『三上と里はまだやましくない』のときから、あかりが好きで、スピンオフの『あかりと彼はなやましい』で、あかりが抱える切ない想いと瑞貴さんの真剣な想いに泣けて、「もーほんと大好き!」な、あかりと瑞貴さんにまた会えて嬉しい!(三上&里&ハセも好きだよー!)
ショートストーリー集なんですけど(55ページ)、表題作の『友人と恋人』の瑞貴さんが里に伝えた言葉に、ギューーン!です。「軽い気持ちで付き合ってるわけじゃないよ、俺は」じゃなくて、「軽い気持ちで付き合える相手じゃないよ、あかりは」って!ぬぁー!ちゃんとあかりのこと分かってるよって里にビシッと言っちゃってるよー!あかりファストで愛してるって含んでるよー。本人「大人げなかったかな」って言ってるけど、めちゃくちゃかっこいいよー。いっそ泣く。里も悔しいけど(寂しいけど)、安心しただろうな~。ハセくんもいい仕事してる!
そして、描き下ろしの『卒業』がこれまた最高で…涙。制服を脱がしてもらいながら、自分のことを語るあかりが、まるで瑞貴さんに今までずっと背負ってきた重い鎧を取り払ってもらっているようで、それは心を解き放ってもらっているようで、「ありがとうね」に込められる想いが深くて、感無量です。ずっとがんばってきたあかりに「お疲れさま」って労う瑞貴さんの一言も、沁みる。君たちの代わりに、私が泣くよ😩
本編も読み返したけど、やっぱり良かった~。(スピン元・オフともに3/4まで1巻セール)
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