光が死んだ夏
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光が死んだ夏

モクモクれん

うわぁ面白いよぅぅゾクゾクするよぅぅ💦

ネタバレ
2022年3月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私、怪談ムリなんです。ホント普段無理。
でもー(泣)フォロー様方のレビュー読んでたら興味が抑えられなかった...。よくあるホラー映画のいっちゃん先にデスするモブ子のように引き寄せられてしまった。

表紙がね、既にもう絡めとられました。光の(いや。光じゃないのか?)笑顔が私の意識を固定させたよね。
『はじまるよ、、目が合ったからね、隣にも後ろにも居るからね.....』って、言われたー?あたし言われたー?

紙面が煩いの。なんでもない日常の夏の音が漠然とした不快感と不安感にリンクしてザワつかせます。
不気味な時空の狭間に置かれているような不安定さ。
小さな村の二人だけの幼なじみ。
家族よりも繋がる部分が多かっただろう二人の距離。
歪み始める世界が次巻を期待せずにはいられない!

大好きだった幼なじみを思い起こしては記憶をなぞってしまう悲しさ、目の前にいるそのものの幼なじみがまるで違うモノなのに未練のようにすがってしまう自分への嫌悪。
すごくのめり込んでしまう。ただのSFホラーではないストーリーに苦手意識もぶっ飛んでしまいました。
それにしても、ヒカル、何なんだ…
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