嫌い、大嫌い、愛してる。
」のレビュー

嫌い、大嫌い、愛してる。

ARUKU

激しいほどのドラマがあるんです。

ネタバレ
2022年4月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙がこんなキラキラっぽいんですけど・・・実は結構昼ドラよりもドロドロな内容なんですよ(^^;作家さんの作品は2作目になりますが・・・ハマる人はハマると思います。正直私は喉が詰まる位涙出ました。ただね、画とか文章とか、クセはあります(^^;

病弱な母と暮らす奏と、奏が働く営業所の新所長:凍月の・・・憎しみと愛はきっと紙一重なんだわ・・っていう内容なんですけれど・・・。作家さんの画が割とふんわりだからまだ読めるんですが、主人公:奏の設定がね・・・もうこれでもか!くらいに悲惨というか可哀想な状況になるんですよね・・・・。母にも苦しめられ、勝手に寄って来た女の子も結果下衆だし、お金で身体を奪った凍月も・・・・最終的には溺愛されるんですが、そんな複雑な環境の中、奏は溺愛を感じながら凍月に復讐を誓うのですが・・・・。正直みんな可哀想・・・個人的には凍月の嫁の心情もキツかった・・・非常に重たいんですけど・・・読んでしまうんですよね・・・漫画ではあるんですが、文章もかなり重要な部分を占めていて、そこが独特で私は好きなんですが・・・苦手な方もいるかもしれないですね・・・。
タイトル・・・これ結構深い・・というか重い意味が込められているんですよね。
読後にその重さを噛み締める感じで・・・表紙をじっと見てしまいます。
深い深い、重い愛を、毎作品見せつけられる気がします・・・ARUKUさん・・・好きです(^^
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