ワリキリ
」のレビュー

ワリキリ

中川カネ子

紙版を持っている人にもオススメ電子版!

ネタバレ
2023年6月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品を読んで、中川カネ子先生の既刊を読み漁るほどハマりました(*´∀`*)紙版を持っていて、何度も読み返しているんですけど、お得なクーポンもあり、さらに電子限定の8pと限定描き下ろしがあることを知って、これは買わねば!と、遅ばせながら購入しました。やはり最高オブ最高でしたね!(//∇//)

ストーリーとしては、お互い「後腐れのない体の関係」を望んでいたはずなのにどっぷりハマってしまうという、あるあるな展開にも関わらず、王道路線というよりもカネ子先生路線を突き進んでいるため、ぶっ飛ぶぐらい面白いんです!♪(´ε` )フンッ←鼻息

最初柊サイドから物語が始まるんですけど、柊から見た行哉がね、クールで超かっけーんですわ…。しかも、「雄み」というより「雄力」がね…大爆発してます笑。あら〜…この子ガンガン攻めていく冷静沈着雄男じゃ〜ん(//∇//)って、行哉像が固まってきたところで、次は行哉サイドへと変わり、行哉の本性が蛇口を捻ったように出てくる出てくる…。か〜わ〜い〜い〜(*´꒳`*)kawaiiんです!あんた、クールな顔の裏はそんななってたん?ってツッコミたくなるほど。そのギャップにやられるとともに、初めての恋に戸惑いながらも、表情がクルクルと変わる行哉に私もゾッコンです笑。2人に限らず、柊の後輩や行哉の友達等、登場人物みんな個性的でイイ味出してくれてるのも◎。

終盤のストーリーも納得で、柊は自分が逃げたと思っているけど、私は社会人としてきちんとルール?を守って良かったと思います。あの行哉ですからね!追いかけてくるに決まってます!いろいろ経験した発言にはモヤりましたが、そうした理由も柊に突かれないためだと分かると、理解できました。想像したくないけど。あくまで柊を手に入れるためだったから良しとしましょう!

そして、何と言ってもエロの躍動感、激しさ、濃厚さ、どれをとっても申し分なしです(≧∀≦)柊のエロさとか妖艶さは天井知らずですし、対する行哉が責め立てるエチチはそれはそれは眼福で…。どんどんお互いの想いが加速して甘々になっていく2人にテンション爆上がりしました。

好きな作品と聞かれれば、この作品は必ずランクインしています。「ワリキリ」だったはずの2人が「ワリキレナイ」2人になり、待つのは大きなハッピーエンド!本当によくできた素晴らしい作品です。お見事!!
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