狼と狐の夜
」のレビュー

狼と狐の夜

高遠琉加/ヨネダコウ

続編読みたい。。。謎が謎のまま

ネタバレ
2023年6月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ BL小説枠。6月30日まで期間限定読み放題対象です。好きな小説家さんの読み放題ってなかなか対象にならないので、これは必ず読んでおかなければ!と一気読み。電子では挿絵なしなので、外で読んでもほぼ大丈夫です。

ヤクザも出てきてかなりクライムサスペンス色強いので、BLを期待してると違うかも。
元プロボクサーの司郎が闇金ヤクザから借金をかたに依頼されて、結婚間近の花婿のボディガードを頼まれる。その花婿は知ってる男だった、、
司郎と花婿との因縁と、どうして闇金ヤクザからの借金を背負って鉄板焼き屋を営んでるかという過去が、5日間のボディガード中に回想を交えて少しずつ明らかになってく展開。

面白い!サスペンス+BLとしてとてもよく書けてるし、司郎の強さにべた惚れ〜な彼の気持ちもすごーくわかる。ただね〜、レビューみないで途中まで読んで、半分くらいでチラと見てしまってショック受けたのですが、このお話、機会があれば続きが書かれる予定とあとがきにある通り、たくさん謎が残されてるし、このままの結末では消化不良です。続きでは飴屋さんもメインになってもいいかも。2012年に紙で出版された作品なので、もう続編出版無理なのかな。。

作者さんが書いてるSHY NOVELS で書いてる2作品は2012年以降新作がなく未完のようですね。どうやら大人の事情があるのかな…
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