親愛なる友へ捧ぐ呪い
」のレビュー

親愛なる友へ捧ぐ呪い

みつこ

タイトルを踏まえた着地が実にお見事❗

ネタバレ
2023年6月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ みつこ先生の新刊です。タイトルがとても上手に生かされてますね!「呪い」という言葉のインパクトが強いのですが、かけられている対象が様々で、読み終わってなるほど!と、納得しました。

親友同士のヒロノブと太郎が恋へと発展する前に疎遠になってしまい、再会ラブが始まる話です。最初はヒロノブの、太郎ゾッコンだったくせしてあっさり避けれちゃう感じに、太郎が気の毒で仕方なかったのですが、後半から太郎の巻き返しにかかり、あわあわさせられちゃいました笑(゚o゚;; 第三者からしてみれば、どう見てもヒロノブ、太郎のこと最初っから好きじゃん❗って言いたくなるんですが、ちゃんと自分の気持ちにも気づいて、自己分析していたので、「うんうん❗そうだよ‼」って頷くだけでよかったです笑(*´꒳`*)太郎も一見ひどく見えますが、そんだけ好きだったんだと分かるし、苦しい恋心に切なくなりました。ずっと忘れられなかった大好きな人と結ばれて、本当によかったです(≧∀≦)

エチも見所なのですが、個人的に太郎のtkb責めが大好きでありまして、「そこばっかり」なんですよ💗(//∇//)そのシーンになる度にワクワクしちゃいました笑。また、太郎の本性は爽やかお兄さんではないということも、太郎が愛される理由の一つだと思います。こういう裏表がハッキリしているのも魅力ですよね!重い攻め、最高ですよ!大好きっす♪( ´θ`)

星4か5で迷いましたが、ストーリーの魅せ方が上手なのと、タイトルを踏まえた着地が実にお見事だったので、星5で!いやはや、感情ダダ漏れのちょっとおバカな受けと、受け大好きなちょい裏ありイケメン攻め!好きなものがたくさんつまっていて、とても面白かったです😄
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