東京-臨界点-
」のレビュー

東京-臨界点-

ハル

泣きまくった大好きなシリーズ電子特典必読

ネタバレ
2023年7月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 泣きまくった大好きなシリーズ。読む順番は、

「4月の東京は...」上下巻(号泣必至)→
「東京-四季」上下巻(オムニバス、スピンオフ2CPと4月の東京〜のCP後日談)→
「4月の東京は…2023」(4月の東京〜と四季のスピンオフCP番外編)→
「東京-臨界点」(四季のスピンオフCP(兄)の続編+電子限定の描き下ろし3CP競演)
この順番で読まないと人間関係がわからないことあるかも。ただ、必ずしも作中時系列ではないです。

BL読み始めてかなり初期の頃に4月の東京は...を読んで、衝撃を受けましたね。BLだから描ける葛藤とか切なさとかをこの作品で初めて知って、BL沼に嵌められました。複雑で重厚なストーリーが2巻だけで余すところなく語られ、心理描写も素晴らしくて、BLの良いところが凝縮してます。
そんな作品のスピンオフ、-四季-で登場した、兄の物語がまだ途中なのでは、、と思っていたら、兄CPのみメインの続編がついに発売。描いてくださってありがとうございます〜。これね、内容ももちろん作者さんお得意の息もつかせぬジェットコースターで(だけど内容濃いから読み飛ばすとストーリー追えなくなるので、じっくり一コマずつ読むのがオススメ)、もんのすごく面白いんだけど、兄が弟のこと思っていたというシーンがあって、なんだか私が救われた。。ずっと兄弟関係どうだったのかなって心配してたので。

電子描き下ろしでの3CP競演は必読!!ってか、これ、本編に入れてほしかったな〜。そのあとの再会シーン、作者さんのTwitter によると紙版の特典2冊で描かれてるそうなんだけど、このシーン、電子でもいつか出してほしい。。。これを読まないと彼らのお話が終わらないよーーー。
いいねしたユーザ64人
レビューをシェアしよう!