果ての星通信
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果ての星通信

メノタ

マルコの恋人が気になって徹夜した

ネタバレ
2023年8月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 不条理に10年引き裂かれることとなった恋人と無事再会できるのか、そして大切なその人の表情を見たくて、一気に読みました。作者さんの手のひらで見事にコロコロ転がされましたね。(完結してて良かった!泣)4巻くらいから、もしや、もしやと思いながら読んで、ラストまで読んで「うわーーー/(^o^)\」ってなってまた1巻から読み直して、気付いたら夜明けでしたよ。

SFというよりファンタジーかな?途中は宗教的な概念も感じつつ「上の人」の存在に憤ったり、いやしかしこういうものなのだと諦念したり、マルコに感情移入してめちゃめちゃ気持ちを揺さぶられました。

間に入る設定集や星々の物語も、作中の重要な出来事とリンクしていたりいなかったり?それに気付くとウワッと嬉しくなったりゾゾッとしたり。まだまだ気付いていないネタもありそうで、じっくり読み込んだ読者同士で集ってあれこれ考察したい気持ちです。5巻巻末の物語も気付かずボーッと読み飛ばしそうだったので、指摘して下さっているレビュアー様に感謝です。
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