相原君と嘉島君はラブコメかもしれない【単行本版】
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相原君と嘉島君はラブコメかもしれない【単行本版】

キシモト

致死量の萌え

ネタバレ
2023年8月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 単話を追っていたりまとまるのを待っていたりな方きっと沢山いらっしゃったと思います…!
1話から追っていましたが途中長い休載があったりしながらもこうして1冊になるまで描き続けてくださり感謝の気持ちしかありません。

間違いなく今年のマイベストキュンキュンBL!!
単話をセリフ覚えるくらい読み返していましたが何回読んでもトキメキが止まらない。読者の心臓も止まるのではな致死量の萌え供給、近年希に見るダブルツンデレのジレモダがたまりません。
元恋人、当人同士以外はみーんな両思いって分かってるのにお互いだけが好かれていないと思い込んでる。
そんなすれ違いコントのような2人が再び恋人になるまでのお話です。

恋人だった当時、眠る嘉島に相原が不安で囁いた「お前俺のこと好きなの?」のアンサーが良過ぎる。5年の時を経て嘉島から眠る相原へ囁かれる「好きだよ」にのけぞり転がってしまった。もうやめてくれ、はよくっ付いてくれ、読者がしんでしまう。萌えすぎて。ウオオオオォォォ
キシモト先生って他作品でも自分のことが好きなのか不安になる描写がめちゃくちゃ上手いんですよね。
2人だけの秘密のサインも可愛くて、動物のスタンプは触れ合いたいの合図だなんてこれ以上ゴリラ(私)に餌を与えないで欲しい。ドラミングが止まらん。面白いBLは世の中に沢山ありますが個人的にここまで萌える作品は年1冊あるかないかです。

相手の気持ちを試したくて行ったことから5年もすれ違ってしまった2人。最終話の5年越し両思いエチの必死感も最高で、連載開始から2年、見守った甲斐がありました…!

表題作のみ191P、描きおろしは酔ったフリして甘えちゃう相原くんとのイチャ甘えちで電子特典は遅効性の萌えにデレる嘉島。
続編も楽しみすぎます!万人受けする話だと思うので全方向にオススメです!
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