ヒズ・リトル・アンバー
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ヒズ・リトル・アンバー

ナツメカズキ

ヒズリトルアンバー、まさにタイトル通り

ネタバレ
2023年11月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 全私が泣いた………
連載追ってた方はご存知だと思うのですが、最終話直前で止まってしまった作品でした。読者の応援だけではどうにもならないことがあるんだと痛感した作品だったのでこうして最終話を読むことが出来ただけで胸がいっぱいです。

元ヤクザ男やもめ×豹になる謎の美青年

男やもめって単語だけで白飯3杯いける属性なんで性癖ど真ん中だったこの攻め、とにかく体がエッティ過ぎる。黒Tシャツ1枚でもこんだけカッコイんだからきっと濡れ衣すら着こなすのでしょう。この攻めについてもっとプレゼンしたいのですが常識的理由により割愛します( ˇωˇ )

ネタバレは無しで読んだ方が初見が生きると思います。(このレビューも決定的な内容への言及は出来るだけ控えます)

出会わなければ良かったという後悔と出会えた喜びの2つがせめぎ合い、全てが繋がる怒涛のラストに涙すること間違いなし。
7話の見開き部分から着想を得たと言うだけあって見開きページが圧巻です。
別作品でも思ったことありますが、力作の見開きはこのシーンから物語が始まったんだと強く感じることが出来てとても良いですね…!

無意味にスケベというわけではなく2人の気持ちの盛り上がりで段階を踏んで最高潮に持っていくので、えち場面の高揚感がハンパじゃないです。
源慈の葛藤や琥士郎の想い、全てがぶつかり合って溶け合う初えちは間違いなく今年出た作品の中で1.2を争うシーンだと思います。
カズキ先生の魂がこもった最終話、私の陳腐な語彙では到底表現することが出来ません。

Good to be alive、生きてこそです。
生きているからこそ感じる愛と情熱を受け取る作品でした。素晴らしかった。何周でもしたい。
既刊と世界観は同じですが他作品を1つも知らなくても大丈夫。これがナツメカズキ作品初という方にもオススメ出来る作品です。
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