朝が来たら、ふたりは【単行本版(シーモア限定描き下ろし付き)】
」のレビュー

朝が来たら、ふたりは【単行本版(シーモア限定描き下ろし付き)】

81

何度も読み返したくなる和解と赦しの話

ネタバレ
2023年11月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作者さん。あーこういうお話好きだわ。何度も読み返したくなる(既に3回読んだ) 。
絵はシンプルなんだけど落ち着いた沁み入るようなストーリーにすごく合ってます。入社面接でゲイをオープンにしていた会社の同期の後輩の甲斐に、ミーティングのあといきなり土曜日何してましたか?とワンナイトの相手とのキス写真を見せられて、自分とも相手してくださいと頼まれた藤井。一夜限りと思って甲斐と寝てみたら慣れてなさそうだし、涙こぼれてる寝顔も気になって、、という始まり。後輩にもゲイをオープンにした理由があり、また藤井にもゲイを秘密にしているきっかけがあって、それぞれの過去を大事に描きながら、周囲とも和解して自分をも許していくストーリー、温かくて泣けてきます。

他の方のレビューでpix○vに番外編やおまけが載ってるとあって、調べて全部読みましたよ。前日譚、土曜日なにしてた〜の1秒前までの話が甲斐くん目線で語られてて(単行本描き下ろし収録予定だったのが、ラブラブその後話に変更になったそうで、これはどっちを収録しようか悩むのわかる。。甲斐くんが可愛い片想いしてちょっと悩んでた前日譚も必読なので、本編読んだらぜひ探してみてください!(旧○witterにも載ってますよ〜)
いいねしたユーザ29人
レビューをシェアしよう!