このレビューはネタバレを含みます▼
懐かし過ぎるギャグ(笑)
こちら、だいぶ前に読んでいたんだけど、特集にあって確認していたら、レビューなかったから書いておく。
広島弁が沁みる良作だと思っています。
上瀬家って美形だし。なんだあの兄弟!稔も誠もいい男で。誠が割りとタイプです(笑)
地方都市の狭い地域で、ゲイであることをカムアウトするのは本当に勇気がいるだろうな。だけど、いつも思う。なんで勇気出さなきゃいけないんだろうって。
稔の大学時代、ゲイだからと断ったら、振られた腹いせに人に言いふらす女。取り敢えず、小指を角にぶつけておけ。
野球部の連中、ゲイだとわかって、自分たちも対象に見られて、裸で興奮されてるんじゃとか、自意識過剰だ。誰だってタイプや好みがあるだろ。どんだけ自分に自信があるんだ。取り敢えず、ドアに手を挟んで血豆作っとけ。
って、毒づくくらい胸糞悪い描写があって、凄いなと思った(笑)リアリティがあるんだよね。だから、蒼佑の言葉にどれだけ救われてときめいたかもリアルな感じがして。
正直に生きることに息苦しさを感じない世界にしたいって思える作品でした。
九號先生の絵も綺麗で迫力あるし、話の構成が本当上手だなぁって敬服します。