このレビューはネタバレを含みます▼
続刊の『貴族は天使の〜』がオモロすぎて先読んでから前編にあたるこっち読みました。エリート日本人ドMビューティー受けと、絵に描いたようなイケメン英国貴族攻めが仕事で知り合い恋人(主従関係??笑)になるまでがこの巻です。仕事で一緒に過ごした5日間で色々あり、強烈に愛し合います。いや、ほんと良かったよ、熱烈セッ◯ス!!燃えあがるぅぅぅ!!滾るぅぅぅ!!(うるさくてすいません。)だがしかし、元々ノンケかつ社会的な立場のある攻めを思い、ドM受けは身を引くわけです。続刊ではこのドM受け、かなり無敵無双モードですが、前編ではまだ健気受けっぽいところもあったんですね。ところが攻め様はもうロックオンしちゃってるわけですよ。何があっても逃してやるもんか、修行して理想のご主人様になるから待っておれ!みたいな感じです。そして2年後受け君を強引にさらって閉じ込めベッドに縛りつけ、分からセッ◯スの嵐!!お?メリバか??と一瞬だけ思わせて結局溺愛エンド。そしてドM無双の2巻へ続く(笑)。となります。私この話大好きなんですが、みなさんおっしゃってるように受けの和音が先生って呼ぶ元ご主人様的な人が回想シーンでよく出てきます。でも、2巻通しても結局その正体はよくわからないままでした。2巻で攻めパパが調査した和音の過去で出てきたT大の医者ってのが多分先生って事はわかったんですけど、なんで和音を拾って躾けて、最後手放したのかは謎のまま。その辺のもやもや解決してくれなきゃ嫌な人は嫌かも。愛するが故に手放したのか??はて??まぁ、私はこの話も攻め受けのキャラもすごいハマったんで、ま、先生なんでもいいやー、多分SMの師匠的な?って勝手に解釈(笑)。それ以外に明かされた受けの過去も悲惨で悲しかったけど、その分攻めに出会えて溺愛されて、本当によかったな〜と思いました。上巻からエロもエロティックでよかったです。でもSMはほぼないよ。それ目当ての人はやめといた方がいいです。そして、この大賀重工シリーズはあと2カプの話があるみたいでこの話でもちょっと登場するんだけど、見た感じあまりそそられるカプじゃないのよね。どうしようかな。読もうかな。迷うな。ちょっと考えよう。