恋も過ぎれば【電子限定描き下ろし付き】
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恋も過ぎれば【電子限定描き下ろし付き】

上田アキ

「最高の読後感」のお手本のような作品

ネタバレ
2024年6月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ パーソナルスペースがめっちゃ狭いんですね、セイさん。イケメン天然人たらしのセイさんにこの距離まで接近されて見つめられた日にゃ〜、そりゃーーーー勘違いの1つや2つや7つや8つくらいしてしまいますわ。ちなみに陰キャのコミュ障(私)なら石化してますわ。なんて罪深い男………。
スピン元に登場したての頃は当て馬(攻)だと思っていたセイさん。ラストで蘇芳くんが登場して「なんてこった受けだったのか白川さん!!??」と度肝を抜かれたセイさん。そのセイさんと、一目で「ヤバい攻め様(いい意味で)キタ!」と知らしめた蘇芳くんのスピンオフですからね。間違いなく面白いというのは読む前から分かってました。しかしその分かったつもりの10,000倍くらい良かったーーーーーーっ!!なんならスピン元超えてきたんちゃうか、と思ってます。
もちろんスピン元は殿堂入りのイケオジ作品《〜最高の読後感を添えて〜》の逸品ですので、比較するのも野暮なのですが。(未読の方は是非読んで!!横綱の腕力で背中押します。ドスコイ!)
本作品のイケメン×イケメンのモダキュン🖤とエロは刺激と効能が強過ぎて依存症になりかねないので、容量用法を守って摂取して下さい。
そしてスピン元と同じくこちらも、「最高の読後感」のお手本のような読後感に恍惚として浸れる逸品となっておりますので、ぜひ余韻に浸る時間を加味して、余裕がある時にじっくり読んで下さい。

ただ一つ残念なことに、修正は念入りになされてございます。白抜き+白短冊です。これでもか。というくらい念入りに消されておりますので、全集中力をもって透視能力を開眼してお楽しみください。
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