好きなひとの好きな人
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好きなひとの好きな人

星倉ぞぞ

聴診器を使っての◯◯がヤバい笑(//∇//)

ネタバレ
2024年8月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 星倉ぞぞ先生の作品で、1番好きな作品です😊紙版も持っているのですが、セール中を機に電子版も購入!電子特典も読めて大満足です💗

この作品は、両片想い・両ス◯ーカーというちょっと変わった設定なのですが、キャラクターがとても良いため、かわいさや萌えが際立っていてそれが癖になるんです(*゚∀゚*)

メインカプは小熊空と蜂屋蜜彦。蜜彦は双子で、弟の遊彦のストーリーは新刊で読めます。空も蜜彦も小学校時代に関わった瞬間からお互い夢中(//∇//)恋人になるまでちょっとだけモダモダしますが、お互い大好きなことがダダもれなので、安心して読めますよ!もうね、めちゃくちゃかわいいです(*´꒳`*)2人とも重いのに、系統が違う。空は裏表なく、純粋で、ほのぼの系なのにス◯ーカーなのが良い!対する蜜彦はスカしたイケメンなのに、内面での執着に闇を感じる。2人とも似ている面も似てない面もありつつ、方向性と熱量は同じ。そこに世界観を感じます😉

また、2人の収集癖が対照的なのも面白い♦空はまるで蜜彦がアイドルのように飾り立てるのに対し、蜜彦は一切見せない。自分だけが見て、匂いを嗅いで堪能する。そこに少し怖気を感じるんです。この陽と陰のバランスが、ただのバ カップルにさせない魅力を放っています😄

「今日の蜜彦くん日記」「今日の空さん記録」というように、お互いが一瞬を見逃さず、見られることにおいて幸せを感じる。そんな2人の境地には達することができないと思うからこそ尊いカプなんでしょう(≧∀≦)

きっと蜜彦には、先生が敢えて描かなかったであろう黒い部分もあって、それは読者が知らない方がいい部分でもあるんだろうな…。そして、それを空が知ったとしても、空は泣いて喜ぶのでしょう。そこまでの愛を、これだけコミカルに、且つシリアスに、色濃く描く先生が本当に素晴らしい😍また読み返したいと何度帰ってきたことか…🖤

ストーリーももちろんですが、キャラクターの良さと、全てにおいての陽と陰のバランスの良さが、秀逸な作品にしています。熊と蜂蜜にまた会いたい♪(´ε` )☘
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