ひねくれ騎士とふわふわ姫様 古城暮らしと小さなおうち
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ひねくれ騎士とふわふわ姫様 古城暮らしと小さなおうち

葵梅太郎

憧れの世界!

ネタバレ
2024年12月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ お城で一人暮らしをする王女クローニアと、騎士ルークスのお話。

表紙からも伝わってきますが、中身はもっともっと可愛いお話でした。
メインがなんと、妖精のためのお家作り。
昔から週刊ドール○ウス的なCMを見て、おもちゃ屋さんでシル○ニアファミリーのご立派なお家を見て。
ずっと欲しいと思っていた小さな家!
めちゃくちゃ欲しいけれど、現実を考えると手にすることが出来なかった可愛いアレコレ。
作っている過程、出来上がったお家の完成度、そしてそのお家を喜ぶ妖精たち!
全てが可愛い。笑顔にしかなりません。

そしてそのお家を作るクローニアも可愛いんです。
可愛いだけでなく虫も食べられる意外とタフなところも良き。
妖精が見えるということで、王族なのに少々軽んじられてきた彼女の自己肯定感の低さが少し悲しいですが、今後色々と変わっていけるきっかけがあれば嬉しいなぁ。

主人公(?)のルークスも面白かったです。
最初は結婚話を断ろうと赴いたはずなのに、すっかりお城暮らしが定着w
何故か妖精に手荒く扱われるところもなんだか可愛い。

2人とも王宮にいるよりよほど楽しそう。
今のところ(1巻)2人以外ほとんど登場人物がいませんが、今後どういう展開になるのかが楽しみです。
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