このレビューはネタバレを含みます▼
お試し読んでた時点では、おバカだけど素直でめちゃくちゃ可愛いタカヤと色気爆発スパダリサイトーさんのきゅんストーリーかと思いきや・・途中で涙が止まらなくなるので外で読んだらダメなやつです。情景描写だけで心情を想像させる技量は鳥肌ものでした。ほの暗い世界を彷徨うような生活を送っていたサイトーにとって、タカヤの底抜けのピュアさは夜明けを連れてきてくれる光であり救いだったし、タカヤにとってもサイトーは自分の人生をいい方向に変えてくれる道しるべで、なんかもうそこしかないじゃん!的な2人でした。泣いちゃうけど読んだあとに幸せな気持ちにしてくれるすごくいい作品です。