このレビューはネタバレを含みます▼
平凡なサラリーマン藤ノ木にとって赤岩は小学生の時に数週間だけ一緒に過ごした友人。それ以来会うこともなく時々電話がかかってくるだけの関係。どこで何をしているのかも電話番号も知らない。たったひとつ知っていることは赤岩が気の合う友人だということだけ・・。
最後二人があまりにもおじさんになっててびっくりしたけど、赤岩が藤ノ木に安全に会うのにそれだけの時間が必要だったということだよね。淡白なようでいて深い二人の繋がりにジーンとしました。
短いけど映画のような味わいのある作品でした。
星4.7