このレビューはネタバレを含みます▼
視界に素敵な褐色の2人が飛び込んできまして、これは好きなタイプに違いない!!とほぼ勢いで購入。
バドルの髪型に若干抵抗はあったものの、致している時など下ろしてるシーンもそこそこあり、気にならなくなった‥というか、いかつい見た目に反して優しく不器用で可愛い一面に髪型込みで好きになってました。
悪化した部族間の架け橋として、運命を託されたヨキが嫁いでくる所から始まり、決裂の要因になった事件の発端がヨキの村の者という事もあって、アウェー感半端ない針のムシロ状態が続きます。でもそこまで深刻にならないので、ご安心を。
唯一の理解者である族長の一言と責務を胸に、辛くても何とか受け入れてもらえる様ヨキの前向きな性格には好感度は上がる一方だし、己の身の危険よりも相手の立場を重んじる姿には聖母がいる!とさえ思いました。
当初より睨みを効かせていたバドルでしたが、徐々に心を許しヨキに対して執着まで見せてくれるようになりました♪
本人は認めてないけど、孤高の戦士を手懐けたヨキの人柄の賜物。
特に物語っていたのがヒートに巻き込んでしまったバドルに対して謝罪と感謝を述べるシーン!極めつけには気持ちがいいか?なんて!どこまで気遣い屋さん!!更にうなじ噛もうとする場面では、黎明期だからこそオメガバ番システムによって、安易にバドルを縛りつけてはいけないと拒むシーン。
予想外な反応の数々が衝撃的で新鮮でした!勿論褐色の肉体美から繰り出される絡みも最高!だったのですが白抜きだけが浮いて残念でした。
ヨキが花嫁に選ばれた理由に納得がいったし、セリフには妙な説得力があって時にはっとさせられました。この統率力こそ彼らが崇めている太陽神そのものなんじゃ?
まだ、冒頭の幸せな情景には程遠いですがこれからどう繋がっていくのか楽しみです!
~2巻について~
本当に作者様には感謝!1巻ではシリアスパートがメインだったので、ここで2人のいちゃ甘々を深堀してくださり私が救われました!
変わらずの白抜きでしたが、贅沢はいいません!!71ページの中に濃厚エチと萌えとバランスの絶妙な配合で甘えるヨキとすねてるバドルにキュン死!!続きが益々待ち遠しいです!