嘘つきギズモ【コミックス版】
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嘘つきギズモ【コミックス版】

ニャオスキー

セクシーな機械仕掛け

ネタバレ
2025年5月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読んでも読んでもBL気分になれない。ジャンルを間違えたか?とサイトで確認までした。
冒頭からどこか懐かしい洋画を彷彿とさせる。序盤は明るいのんびりムード。それが中盤から一気にスピード感マックスで駆け抜けて行く。星⭐︎は4.8。

物語は人類が宇宙へと繰り出せる時代に変化している。
教師をしているジョンは家族が出かけるクリスマスを自宅で1人楽しむ計画をしていた。そこへ祖父がとんでもないモノをプレゼントした事で人生が変化して行く。

この作品には数々の映画のオマージュがある。ストーリーとかけ合わせて遊んだのかは定かではないが、作者の観た映画の片鱗が散りばめてあるのもセンスあり。
そもそもタイトルが可愛いモグワイを思い出すなぁ(😳脱線してしまった💦)

ニャオスキー先生は「マジックアワーの恋人たち」も描いていらっしゃるが、そちらは日本映画のテイスト。
「嘘つきギズモ」は洋画テイストがステキ。
どちらもBL要素はあるけどご褒美は無い。どんな濡れ場を描かれるのか興味はあるが、ストーリーが充実していれば満足できる。誌面のカメラワークが良くて、風景の捉え方もいい。次はどんな作品で楽しませてくれるだろう。とても楽しみだ。

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