このレビューはネタバレを含みます▼
○ックスサークルに参加しようとしたものの怖気付いた諒と、サークル運営をしている同じ大学生の慎士のお話。
とにかくほんわか可愛い全体的なストーリーとぶっ飛んだ設定に乖離がある話でした。
これ、○ックスサークルのくだり必要?
男が好きなのかも→○ックスサークルって短絡的過ぎでは?
もっと別の出会いでも十分成立したと思うのですが。
そしてサークルの代表。彼が慎士の兄って設定も必要性を感じませんでした。
さらに自分たちの恋愛対象が女性じゃないのも当然だった――みたいなモノローグが入った回想がありましたが、詳しい説明は無し。説明を省くならこのモノローグも不要では?
変に深読みしてしまいそうになるのですが。
なんだかインパクトのある作品にしようと変わった設定をぶち込みまくったけれど、全然活かせなかったよ感が凄いです。
せっかく絵も大まかなストーリーも良かったのに、変なところで損しています。
別に奇をてらった作品でなくてもストーリーが良ければいいと思うのですが、初コミックスだと難しかったのでしょうか?
何だか勿体ない気しかしない作品。残念。