このレビューはネタバレを含みます▼
お隣さんで小さい頃から家族のように育ってきた二人の関係は難しい。愛情が家族としてなのか恋人としてなのか、複雑な感情表現や言葉遣いの細かさに涙出そうだったり滲んだり苦しくて、最終回では号泣でした。このラストは驚きで、え⁈そうなの?と卒業式で一生懸命頑張った仁菜と親心のような京介がもっともっと大好きになりました。自分の気持ちに悩み、思い出し、冷静になって決めた決断に尊敬しましたよ、本当に驚きましたけどね…
初恋のやり直し…良い言葉だなぁ。京介は自分の気持ちを認めないで素直になれず迷う性格に泣けたし、三宅は素直に気持ちを伝え真っ直ぐな性格に泣けた。二人の泣き顔は反則だ〜!って思いながら泣きました。
番外編では、二人の興味溢れるお年頃の熱い夏休みとお互いの嫉妬が可愛いくてニヤニヤしちゃいました。イケイケ女子に、仁菜が大切なんだよ!もう絶対手放したくない!とハッキリ言う男前なシーンがとってもカッコよかった。長かったけど読み終わった後に、こんなに清々しい気持ちになって泣けるラストは凄いなぁ…と思いました。