このレビューはネタバレを含みます▼
戦隊ヒーローみたいに言っちゃった。
いくらお気に入りの生徒だからって机でオナったらいかんでしょう!ばっちぃでしょ!ばい菌危ないよ!ちゃんと消毒した?ってついそっちが心配になっちゃったよ。先生、言い訳が全く言い訳になってないし、冷たい視線を浴びようと罵られようと全て快感に脳内変換されてしまうモノローグがあほ過ぎて面白いです。
そしてその先生にキモいキモい言いながら惚れていってしまう日南君、これいかに?・・人の心はわからんもんだね。
ただの変態カンスト教師かと思って読んでたら、実はトラウマ抱えてて恋愛耐性ないし超~臆病なもんだから工藤先生がちょっと愛おしくなってかわいく思えてきます。
日南君が自分に惚れてるなって感じたとたんに距離とったり、元恋人にやけくそに抱かれにいったり工藤先生の防衛本能はじぶんだけじゃなく、無意識に日南君も守ろうとしたのかな。プレイだけじゃなくてちゃんと好きになってたのね・・
あと、どれだけ変態を自認しててもちゃんとモブレNGなところ私は好き。
そして「ブレねぇなこいつ」って言いながら先生のド変態を受け止める日南君がかっこいい!恋人になった後におもちゃ持参するあたり、君わかってるね~と思いました。ほんとに高校生?先生より恋愛上級者だよ。
あとがきで作者さまが工藤先生大変なじゃじゃ馬だったっておっしゃってましたけど・・じゃじゃ馬の変態ってなんか可愛いなってじわじわきます。教師なのに倫理観ミジンコなのでアウトな人はアウトかもしれませんが私は工藤先生面白くて大好き!日南君もとてもいい!楽しめました。